第二話
考えるのは楽しいけど文字に起こすのちょームズい。ゆったりやっていこうと思います。
「お、見えてきた。あと5分ちょっとか」
ここら辺では割と有名な私立鈴ヶ崎高校。
有名な理由としてはただただデカい。
制服が良いとか人気芸能人の卒業校とかいう訳でもなくただデカいだけ。近くにタピオカ屋はあるけど。なんて言ってる間に着いたぞ鈴高。うん。今日もデカい。
来るまでに新入生らしき生徒は何人か見たけど、まだそこまで来てないな。
「早めに来て正解っと。さ〜て俺は何組かなー」
鈴高はA〜E組まであり俺が来た東門はE組側だったのでE組から順番に・・・
「えー結城、ゆ・う・き、結城は……あっ、あったB組か」
そしてB組の中に知り合いの名前を探していると……
「んーかとう、なかなか無いなー、どこだろ。かとう、加藤っと、」
ボスッ…
「あっすいません」
「こっちこそ、ぶつかっちゃって」
そこには紅眼が太陽を反射して輝いてた。
そして徐々に顔が見えてくる。
肩をくすぐるくらいの黒髪ショートの女の子。って!そんなことより何か話せ!
名前を探してるっぽいし、
「君、新入生 ?名前は ?」
流石にテンプレ過ぎたか…?
まぁ間違いではないし。
「私、加藤詩織。クラスはえっと…」
「あぁ、それだったらほらB組のそこ」
「あ、ホントだ。あった」
自分の名前を見つけて少し笑顔になる横顔に、つい
「可愛い」
と思ってしまった。ん?あれ?俺なんか言った?
「え…?」
不思議に思ったのか少し引いたような表情を浮かべている。
「ん゛ん゛っ ! !ん゛ !」
だから咳払いもテンプレ過ぎなんだって !
「ちなみに俺は同じクラスの結城響。よろしく」
「うん。よろしく〜」
聞こえてなかった……わけないよな…
ということはあえてのスルー ?あんまり気にしてないのか ?それはそれでどうなんだろうか。
王道、テンプレ、まずはこの2つをガンガン使って小説、やっていこうと思います。さあ続き書きますか〜