第一章 第一話
そこら辺のどこにでもいるちょっぴりオタクな高校生です!行き当たりばったりになるかもですが、読んでくれたらありがたいです!
「ひーびーきー 起きなさーい」
母よ。毎日思うが、それは近所迷惑だ。
「もう起きてるよー !」
今日は入学式、馬鹿でも遅刻しないって。
新しい制服に着替え、ネクタイを締める。
「昨日、練習しまくったから問題なし !」
支度を済ませ部屋から出ると
「あれ、お兄ちゃんもう行くの〜 ?」
今起きたばかりであろう妹の芽依が声をかけてくる。髪、どうなってんだよ。寝相悪すぎだろ。
「まあな。少し早めに行ってクラス表とか確認したいし。ってかそのクマのぬいぐるみ、どうにかなんないのかよ」
芽依はいつも通りクマを常時装備している。
「2歳から一緒の私たちをお兄ちゃんは切り離すっていうの ! ?」
「はいはい、朝からそれだったら問題ねぇな」
「あ、行ってらっしゃ〜い」
その声に手だけ振り、階段を降りる。
あれで来年、JKって無理があるだろ。
なんて妹の逆鱗にどストライクで触れそうな言葉は心にしまい、家を出る。
「よし、新高校生男児、結城 響!いっちょテンプレ通りの完璧な高校生活送ってみますか!」
登校して5分、最初の信号までに靴紐が両方ほどけるという夢を見たのはここだけの話。
小説って難しいんですね……よく分かりました(何もわかってない)。これを投稿してすぐに続きも作っています!面白いと思ってくれたら続きも是非!