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第三話 どうするのか

第三話 どうするのか


バス停で座っていると体が冷えてきた。

誰も来ないだろうし、一応家に戻ることにした。


家に帰ったらまた出かけるのはいつになるのかは今のところはっきりしないため、コンビニで食べ物をもっと買って帰ることにした。


そう、「買って」だ。

この世に…いや少なくともこの市、またはこの地域には俺しかないのはほぼ確定かも知れない。

けど、本当はどこかに人がいるかも知れないし、コンビニの商品をそのまま持って行くのはなんとか抵抗感がある。

金を払って物をもらうのに慣れているからだ。


買い物は食べ物と飲み物を主にした。

弁当3個、缶コーヒー2個、炭酸類の飲み物缶を3個、水のペットボトル大きいサイズで1本。

もしやと思ってコップ面2個。

このくらいなら1日くらいは出なくてもいいだろう。


レジの前に行って自分でバーコードリーダーを触り、会計を済んで、代金のお金は前回と同じにテーブルの上に置く。

おつりはまたくるからいいやと思って千円札で置いといた。


レジ袋に買ったものを入れてコンビニから出たら、日は完全に上ったようで家に帰る道は完全に明るくなっていた。


帰り道はやはり人の気配がなく、カラスなどの気配までない街は不思議すぎて不気味だった。

静かすぎてギャギャとうるさかったカラスが見たくなるくらいだ。

その不気味さがいやで足がだんだん速くなった。

体が冷えたこともあって、家に戻ったらすぐにシャワーを浴びた。

シャワーを浴びたら体が温まる。

いつも通りだったら部屋に転びながらまた寝たかも知れない。

でも、今は状況が状況だから寝る気がしない。


部屋の床に座ってコンビニから買って来た缶コーヒーを飲みながら今の状況を考えてみた。


人がいない。

皆が死んだのか、どこかに移動したのかさえもわからない。

でも、コンビニや家の様子を見ると電気やネットなどは普通に使える。


なんとなくわかったのはさっきパソコンで調べたネットの掲示板によると、人が何日にかけて徐々に減ったってこと。

掲示板にあった「連絡も取れずに会社に出勤しなかったやつがいる」ってことが多分それだろう。

原因が何なのかはわからないけど、「誰かが消えていない人がいるうちに先に消えた人がいる」のは推測できる。

何かの条件とかがあるんだろうか。


今のところそれについてはわかる方法がない。

そうであれば、この後のことについて感がようとした。

答えがでないことを考えても頭を痛めるだけだから。


それで今度は人がいないとしたらどうするのかについて考えることにした。



個人的な事情で続きが遅くなりました。

申し訳ございません。

読んでいただきありがとうございます。

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