2恐怖心
うす暗い森林のなかに私達は、転移したみたいです。
私が、天界の神に願ったのは、≪私達が、崖から落ちるときに私と幼子二人を転移させてください≫と言ったはずですよ?
神父様が、なぜいるのですか……?
神父様が、こちらを冷徹な表情で見てきます。
「貴方は、私に分かったと言いましたよね?」
「あのままだと幼子が、また生け贄にされてしまいます!
わかっていて見捨てるようなことは、できません」
「貴方は、詰めが甘いこの物が居なくなったら
また別の物にかえられるのに?」神父が、冷笑しながら言ってきました。
「じ…自己満足だと分かっています。
だからこそ幼子には、出来るだけのことはするつもりです。」
「………」
ぞくぞく悪寒のする瞳で観てきます
「ここで話し合ってる。場合でわありません」私は幼子を抱え歩き出しました。
男の言動…男にたいする恐怖心からか、私の足取りが早まります。ついてくる 草の音が…よけいに…森林を抜け出そうとしばらく歩いていると
私が抱えている幼子の…体重が軽すぎる事に私は今更気ずいたのです。
先ほどは男への恐怖心で…私毎日食事を運んでいたはずで…
あ!やっと灯りが見えてきました…
何処かの村に辿り着いたみたいです。
「着きましたね」と言う声が抱えてる子はまだ眠っている…
すぐ背後に私の瞳のブルーより薄暗い色合いのブルーの瞳が私の瞳を覗いている…




