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時をこえる少女  作者: 釋臣翔流
13/23

第12章 特別部会記録より

九月一四日(月):文化祭出展及び今後の活動計画に関する緊急特別会議(16:30~18:00)。

■部長より以下緊急提言有り。「今夏製作の『時をこえる少女』は文化祭出展を急遽中止。主人公の映像に昔の吉山和子の映像を使用して『時をこえる少女』をリメイクするとのスタジオ・クスノキの極秘プロジェクトに我が部参画のためで、来年春に追加撮影を行う。活動費用は無制限にスタジオ・クスノキに請求可能(一同歓喜)。来年七月には我が部の撮影映像が何と全国の映画館で上映!(一同興奮)。文化祭出展中止の理由は『版権問題がクリアできないため』とする(青木先生への説明)」 以下は参加メンバーの主要な発言。

玉木(一) 当面の活動、あるいは追加ロケの予定は?

部長(二) 当面の活動は撮影に向けての映画の企画立案作業(含SK社役員会対応)。吉山和子の動向及び当該映像保有者の動向にもよる。S氏とも要相談。追加ロケは恐らく最大で来年の春休み期間一杯。宿泊先は前回同様(青木先生と要交渉)。

海野(二) キャストの構成について。

部長(二) 昨年夏と不変。但し、スタジオ・クスノキによる吉山和子の映画としての製作なので、海野の映像は最終的に吉山和子の映像と差し替えられる。

海野(二) (怒って色々発言あったが省略(笑))分かりました。

秋元(一) 青木先生への説明について。

部長(二) 「改めて権利関係を整理して来春再度追加撮影する。ロケ地不変」との説明。本プロジェクトは極秘事項。全員他言無用の誓約書を提出のこと。

全員    了解。


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