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序章
気が付いたら、巨木が立ち並ぶ森の中に居た。
大の字で寝転がっている様で、背中から草の感覚が伝わる。
真上には、巨木の枝々に生い茂る葉によって阻まれた空。
葉と葉の間の細かな隙間から光が差しているのが見えた。
日は昇っている様で、明るいには明るいのだが、森の中は薄暗かった。
「…うえぇ。どこだここ…」
キョロキョロと周りを見渡してそう言ったのだが、どうもおかしい。
声が違う。
「え?あれ?」
俺は直ぐさま体を起こす。
また違和感を感じた。随分と体が軽い。
あんなにパソコンと睨めっこしていて、肩凝りも凄かったのに。
腕を見た。
小さい…短い…
「な…なんじゃごりゃぁああ!!」




