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まずい~周到だ~ 

「つまり、絵はすでに書きあがっていたわけですな?」



元普請組、藤堂家100石―現末席家老250石―藤堂佐吉に向かい皮肉を漏らす。



「まさか」



少し憮然としてから、諦めたように吐き捨てる。



「某も昨日聞いた。ここに隠れていろ。とな」



自身が出てきた屏風を指差しながら言い切る。どうやらまた(・・)利用されたらしい。



家老職に無理やり就かされたときも、何度も命を狙われ、それを命からがらに退けてきたというのに・・・・・・。



(この男また危険な橋を渡らされているのか・・・・・・)



呆れを通り越し半ば感心しながら、視線に乗せた憐憫とともに現末席家老を仰ぎ見るのであった。


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