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マネージャーは、語る


そして、今日、京子は、スタンバっていた。


京子が準主役の映画の舞台挨拶の仕事だった。


もうすぐ、上映が終わり、京子達、俳優陣が挨拶に出るのだ。


主役の俳優や、他の俳優たちは、談笑していた。京子は、一人浮かない顔をしていた。


電車での事が、頭を過っていたのだ。


ふいに、京子のマネージャーが、そんな京子の横に座って聞いた。


「京子ちゃん、緊張してる?」


京子が、所属している事務所で、京子に、ずっと付いていたマネージャーだった。


「ええ、少しだけ・・」


京子は、やはり元気なく答える。そんな京子を見て、マネージャーが、ポツリと言い出した。

「昔、私さ、ガールスカウトのリーダーしててさ・・」


「え?」


「だから、ガールスカウトのリーダーしててさ、自分のグループに小さい男の子がいたのよ」


「はい・・」


「それで、その子が『僕の家はカレー屋さんで、メニューが80種類くらいあるんだ!って言うのよ』」

「・・?・・はい」


「私は、それを真に受けて、『そんなにメニューがあるの!何カレーとかがあるの?』って聞いたら、野菜カレー、カツカレー、エビフライカレーとかまで言って口ごもったのよ。後で他の子供に聞いたら、その子のうちは、普通のサラリーマンの家だったのよ。カレー屋さんでは、なくて」


京子は、怪訝に聞いた。

「あの、一体、何の話ですか・!?」

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