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漫研の斎藤

これは初心者による小説作成です。

至らない点が多々ありますが宜しくお願いします

俺はドキドキしながら教室へと向かった。

 指定された席に座り周りを見渡してみる。

 女子が少し多いが、ほかに変なところはない。

 黒板の前で担任であろう先生が自己紹介をした。

「私の名前は近藤毅(こんどうたけし)先生と申します。」

 だから何で自分で先生付けるんだよ。この学校の規則か?

「バレーボール部の顧問をやっております。担当教科は生物Ⅰを担当しています。バレーボール部は部員が0人なので廃部の恐れもあります。なので名前だけでもいいので入ってください。お願いします。」

 さっき校長がそういうのダメって言ってただろ・・・いいのかそれで・・・

「部活は4月19日までに決めてくださいね。」

 今日は4月8日なので後11日しかないのであまり時間が残っていない。

「4月の15日まで部活見学が許されているので色々な部活を見学して見て下さい。バレーボール部も見学大歓迎なので、どんどん来ちゃってください。バレーボール部に見学しに来た人はケーキや紅茶なども用意しております。」

 そこまでして来てほしいのか!?それじゃあただの釣りでしかないだろ。

 その時携帯電話が鳴った。先生の話を聞いた麻実がメールをしてきた。

『かずちゃんは何部に入る~?』

『俺はまだ決めてないよ。麻実は?』

『漫画研究部だよ~』

『お前は絵がうまいからいいよな』

 ひそかに麻実と同じ部活に入ろうろしていた俺は残念だった。

『かずちゃんも一緒に入ろ~』  

 俺の気も知らないで勝手なことを言うんじゃねーよ。まったく・・・

『俺が絵下手なの知ってるだろ』

『しらな~い。とりあえず今日部活見学行こうよ~漫画研究部の。』

『知ってるだろ。まあいいや、見学だけだぞ。』

 そう言って放課後に漫画研究部の部活見学に行くことになった。

 

  一時間目が終わり席に座っていると横からごっつい男に声をかけられた。

「君って運動苦手そうだね。」

 なんだいきなり・・・ぶっ飛ばすぞ。だが体つきと声で喧嘩になったら絶対に負ける

と判断した俺は声には出さなかった。

「君は茶道部に興味ないかい?」

 ねーよそんなもん。その体つきで茶道部かよ・・・柔道とか空手だろ・・・。大体

誰だよお前は。

「おっと失礼。僕の名前は茶柱道長(ちゃばしらみちなが)よろしくっ」

 うおっ!心を読まれたのかと思った・・・ふぅ

 だが茶道部に入るためにできたような名前だな。

「俺は大塚。だが茶道部には興味はねーよ」

「チッ・・・そうですか。ありがとうございました!」

 そして舌打ちをしてほかの男子に話しかけて言った。

 なんで人を部活に誘うのに悪口から入るんだ?

「ハァ・・・一体なんなんだ?」

 ため息を漏らして本を読み始めた。

 3分ほどしてまた話しかけられた。

「君は本が好きなの?」

 今度は女性から話しかけられた。

「まあまあかな?」

「一緒に読書同好会を作りませんか?」

「作りません。」

 即答で断った。

「あぁぁうぅ~ そうですか。すいませんでした。」

 即答で断ったのが哀しかったのか涙目になって走り去って行った。悪いことしたかな?

 なんでみんなこんなに誘いたがるんだ?一人で入れよ。

 そんな中またもや話しかけられた。

「あの~」

「さっきからなんだよ!」

 思わず心の声が口から漏れてしまった。

「あ、あの、すいませんでした」

 謝ろうと顔をあげた。顔を見たらとても可愛らしい顔をしている女性だった。

 焦った俺は

「い、いや ごめん。驚かせてしまって」

 俺は頭を下げた。

「で、なんですか?」

「漫画に興味ありませんか?」

「ひょえ~?」

 我ながらだらしない声を出してしまった

「漫画研究部に興味はありませんか?」

 聞き返されてしまった。

「漫研は放課後に見学行くんですよ。なのでまだ入るかは考えていません」

 と言ってもよっぽどのことがない限り入らんがな。

「そうですか~ では放課後に会いましょう」

 笑いながら去って行った。


            ~放課後~


  俺は麻実と一緒に部室に向かった。

「漫画研究部って主に何やるんだ?」

「絵描いたり、おしゃべりしたり、ゲームしたりって案内書に書いてあったよ~」

 案内書って・・・そうだっ校門で貰った案内書は見る前に鼻水吹いて捨ててしまったんだった。

「ってことは意外と楽なんじゃないか?」

 そんなことを思っていたが麻実は口を膨らませて怒った。

「そんな気持ちで入っちゃだめだよ~ 校長先生だって言ってたよ~」

 あの校長の言うことは信じられん。だってさっき担任に『名前だけでもいいからバレー

ボール部入ってくれ』って頼んでたほどだぞ?

 その時、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。

「おーい」

「「ん?」」

 そこにはさっき話しかけられた女性がいた。

「部室に向かってるの?」

「そーだよ。お前も?」

「はい!」

 「・・・この子・・・誰?」

 隣にいた麻実が小さい声で問いかけてきた。

「私は1年5組の斎藤要(さいとうかなめ)です。」

 麻実の話が聞こえたかのように返答してきた。

 ん? 1年5組?なんで1年6組の俺に部活勧誘をしてきたんだ?まあいっか

「俺は大塚和徳。よろしく」

「私は高橋麻実です。よろしくね~」

「こちらこそよろしくね~」

「じゃあ部室に向かうか」

「「うん!」」

   

   そうして3人で部室に向かうのであった・・・


見てくださりありがとうございます。

これからも頑張るのでよろしくおねがいします

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