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嘘の再現性

作者: 蓮薔薇 揺麗

子どもの嘘が本当だったことなんて


たったの一つもないことなんて


誰もが皆分かっていること


まともに耳を貸したことなんてない


狼少年は一度目から狼少年で


三度目が来る前に少年は消える


子どもの嘘は突拍子もなくて


本来あるはずの前提を飛躍させる


尤もらしい嘘をつけないから


どうしても本当には成り得ない


嘘をつくには嘘を実現できなければ


嘘を本当にする事ができて初めて


嘘という力を発揮する


不可能な嘘は誰も信じない


可能だと見せられるからこそ


子ども騙しを超えられる

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