I4Q
高校中退、さあ、廃工場にシュウショクだ
廃工場、一人のチンピラが、不良工業高校を退学、そして、働けそうなところが見つからないので、なぜか廃工場に行って横たわる。これで就職のかわりにはならないが、こいつには、それと似ているんだとよ。
・・・・・・
「クソハーコーになるほど、不良は、やめれる。うつから自殺衝動苦、醜形恐怖症になればなるほど、不良が恥だとわかる。不良しているやつらは自殺未遂経験もない、感謝感謝な人生、なのに暴れまわる池沼なのだろう。誰かの下なのが嫌なのか?、不良が一番下だっていうのに、なによりも」こう言ったのは、横田すかんびだ(仮名)。でも彼は、不良をかっこいいと思ってしまっているほどの不良だったちょっと前までは。
不良に思想、あったとしても非人道的で動物的な、野蛮だ
たくさんの野郎たちとむれる、一見は、ホモだ
実際傷を舐め合うレヴェルがホモ以上っていうワル仲間はいる、やつらに、ワルに。
ところでなんでそのへんな名前のやつ(すかんびだのこと)はどうやって脱ワルしたの?
それは、ある日、イレズミを見せて威嚇をしていたからだ、カタギを。
結果、Mr.イニシャルKという男にボコされた、というところ。そのMr.イニシャルKもイレズミだらけではあるが。ボコられたその日、帰り道で自殺しようと思って、自殺未遂もこいつはした。その日の温度はマイナスよりもした、その寒さの中、爪を立たせてその自殺行為を止めようと励んだ、キィーキィーと、うるさい、小さいが大変耳障りなその音。向精神薬をがぶ飲みしたのが原因でか、幻覚で、視界が青白くなる世界の夜。
精神病院への失望、森田療法なんて意味があるはずがない、クソだ、精神医学はどれもクソだ、でも麻薬なら解決してくれる・・・・・・そんな、チンピラの持ってるようなもんじゃねえ、LSDとか、もっとアートで、ハードな、ああいうのだ!、そういうものこそが俺を救えるんだ!・・・・・・って状態が、この時のすかんびだの状態。うつは時に人の頭を良くする、ワルがクソだとよりわかるから、といった感じの状態まではいってないが潜在的認識意識レヴェルではそこにいる。
「不良なんてディスられてるほうのがお似合いだ。だってそっちのほうのがおもしれえ文だもんっ!」そういったある一つの悟りとともに、彼は落ちた、体力は限界に達していてもいた。バスケ部だった、さっきまでのポーズはダンクのポーズにも似てなくもなかった。走馬燈的なものを見て、気づいた、自分が今までかかわったものの中で、くだらなくなかったってものが、憎んでいたものであるということが。
すかんびだ、彼はまだ死んでいない。トランポリンで、はねている、デブってだけあってボールのようだ。こいつの嫌いな地元の嫌いなカタギというものに、こいつはまた、助けられた。
助けられ、一日後
妄想性走馬燈によって確信した、すかんびだが憎んでいた、ある男に会いに行くことにした、あの男と仲良くしてれば、もっとうまく、そして女とも仲良い人生を送れたはずなんだ、と。
運が良かった、地元一大きい駅に行ったら、たまたま実家によるその男、幸之助と会った。そして、頼んだ、「これから女ナンパしてゲトってそれ売って大儲けしようぜ、幸之助ならできる」と。が、
「悪いがそんなことする気はない」と言われた、が、
「ならさ、オレの影武者、そいつにそれ頼んでみなよ、横田の家に向かわさす」と続けていってきたので、すかんびだは、「ありがとー!」と数日待ち、ほんとに来た、幸之助よりも12センチほど背が低く、181センチの影武者が。そしてもう数日が経って、
すかんびだは権力者の一人となった。女体ビジネスで成功したのだ。が、このこと、幸之助は驚いてはいない、あっていないうちに、ローマ教皇ともたいへん仲良くなっているというほどだったのだから。ようは幸之助の権力のが、すかんびだのより上なわけだ
が、今回これを上空等からカメラを通して見て、きいて確認した、ギルモア、この男の権力は、すかんびだ、幸之助、という権力者より上のものである、でも実験体だ。
ちなみに「I4Q」でも、「あいよく」と読める