9.目覚めと初戦闘
「どこだここ?」
目が覚めて最初に目に入ったのは高さ20メートルに届きそうな大きな木々だった
そうか、異世界に来たんだったな
地球であり得ない事態に一瞬焦ったがすぐにここが異世界だと思いだし対策を考えていた
取り敢えず確認しとくか『ステータス』
八雲悠真 17歳 Lv:1 人族
体力:50000/50000 魔力:69000/69000
攻撃:10000
防御:10000
素早さ:10000
魔攻:10000
魔防:10000
賢さ:2850
運:200
スキル
武術
剣術:Lv5 格闘術:Lv9
魔法
火魔法:Lv8 水魔法:Lv9 風魔法:Lv8 闇魔法:Lv3 雷魔法:Lv5 回復魔法:Lv10
上級魔法
時空魔法:Lv3 黒魔法:Lv3 音魔法:Lv3
技能
鑑定:Lv10 隠蔽:Lv10 隠密:Lv10 探知:Lv5 身体強化:Lv8 五感強化:Lv5 魔法付与:Lv7 魔法耐性:Lv2
特殊
縮地:Lv5 使役:Lv3 限界突破 チャージ
上位スキル
超再生 無詠唱 アイテムボックス 全言語理解
ユニークスキル
記憶 支配 洗脳 ステータス開示 物質創造 魔法吸収 神格解放
アルティメットスキル
未設定(1)
加護
異世界神の加護 魔法神の加護 #</.?{]/の加護
称号
天才 異世界人 神に期待された男 魔王の力を受け継ぎし者 ∞の可能性を持つもの
レベルが上がってないのに大分ステータスが伸びたな。スキルも強化されてるし、加護と称号は前は無かったから異世界に来てから追加されたんだろうけど、何で三つ目の加護が文字化けしてるんだ?
とりあえず新しいスキルを確認しとかないとな
ガサガサ
ステータスの確認をしようとしていたら物音がしたので音がした方を見てみる
なんかいるな
探知に生物の反応がある
隠密を使い音がしないようゆっくりと近づいた
そこには体長三メートルはあろう熊がいた
マジか、いきなりこんな魔物と出会うとかちょっとキツいな
悠真はどうやって逃げようか考えたがこの土地の事がさっぱりなのと、自分の力を試しとかないといざというときに危険だということから戦う決意をする
まずはこれだろ『鑑定』
ジャイアントベアー Lv50
体力:18200/18200 魔力:36400/36400
攻撃力:6700
防御力:7650
素早さ:9200
魔攻:14700
魔防:15200
賢さ:12
運:10
魔法
火魔法:Lv6 氷魔法:Lv8 精神魔法:Lv4
技能
隠密:Lv5 身体強化Lv7 威圧Lv5 詠唱短縮:Lv5
ユニークスキル
身代わり
称号
変異種 ランクB
魔法関係が高いな、でも他は俺の方が高いし何とかなるな。さてどう戦うか
相手のステータスを確認し終え攻略法を考える。考えた末背後から暗殺することにした
初戦闘だ、気合い入れてくか
ジャイアントベアーはまだ気づいていないか、ならまずは俺の最大火力が通用するか試させてもらうぞ
<フレアバースト><ブラックサンダー>
火魔法を発動させ闇と雷の混合魔法を付与させる
グギャアアアアア
魔法はジャイアントベアーに直撃し悲鳴をあげた
念のためまだ撃っとくか<サンダーランス>
ズドォォォォン
これで大丈夫だろ
悠真は一瞬気を抜いてしまった
ガァァァァ
悠真の目の前には倒したはずのジャイアントベアーが突進してきていた
しまった
回避損ねて吹き飛ばされてしまう
油断したな、そこまでダメージはないけど反省点だな。でもなんであいつは平気なんだ?
その時相手にあったユニークスキルを思いだした
なるほどね身代わりのお陰か、くそっこんなんじゃ今後が心配だな。反省会は後にするか
鑑定で身代わりの詳細を見てみる
『身代わり』
一日一回だけ致命傷になる攻撃を受けたとき無効果する
体力はほとんどに削れてるのか
ジャイアントベアー
体力:900/18200
次で仕留める
ジャイアントベアーの口元に魔法陣が出現する
なるほど、あれが魔物の詠唱だな
ジャイアントベアーは火魔法を使ってくる
<ファイアーバレット>か、なら試してみるか新しいスキル魔法吸収を
相手の魔法は悠真に直撃した、しかし魔法吸収がのおかげで全くの無傷だった
テスト完了だな。これは相当使えるな
ジャイアントベアーはもう一度魔法を使おうと詠唱をしている
もう終わりにしよう
縮地で相手の後ろに移動し格闘術と身体強化、風魔法を使い拳に風を付与し吹き飛ばす
ズドォォォォン
まだ油断しちゃダメだな
煙がはれてジャイアントベアーがいた場所を見てみるとそこには
やっと倒せたか
そこにはピクリとも動かなくなったジャイアントベアーの死体があった
ん?この感覚はなんだ
妙に力がみなぎってくる感覚を感じていた、しかし数秒でもせずに収まったので気にしないことにした
倒せたことだこのまま回収して移動するか
悠真はジャイアントベアーをアイテムボックスにしまうと森を抜けるために移動を開始した