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東方偽人伝〜その男は記憶を失っても、歩み続ける〜  作者: 甘味処アリス
聖夜異変の章〜黒のサンタは別れの音色を奏でる〜
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霊斗の夢

「イフ! 今日こそ決着をつける!」

「グアアゥオおおおお!!」


 俺が『始まりと終わりの果て』にいる怪物、イフに向けて、全ての感情を剣に乗せて思いっきり振るう。


 滑らかな曲線を描きながらイフを貫かんとするそれは、イフの剣のような腕に切り裂かれる。


「霊夢を……霊夢を助けるんだァ!! 希望〈幻想の勇者〉」


 俺は7千世界の陰陽玉とクナイを、イフに向けて撃ち出す。

 クナイ10本のうち8本はイフの触手によって撃ち落とされるが、残りの2本と陰陽玉はイフに命中する。


 空間の凍結、半永久的な機関銃(マシンガン)、全てを燃やし尽くす豪炎、全てを押し潰す水流、全ての闇を奪う閃光、全ての光を奪う暗闇、全てを貫く土槍、全てを圧迫する植物、それら全てはイフが能力で無効化する……いや、無かったことにする。



 イフの能力、「もし」を実現する程度の能力は、霊斗の戦おうという意志を全て奪った。

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