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目覚まし時計たち  作者: KeNavy
1/10

0:00.げだっぷ

静かな、静かな世界。


あたり一面あるのは元はどのような形をしていたかもわからない鉄くずの山、渦巻く砂塵。

その静かな世界で、数ある鉄くずの山の中の一つの頂きに…

「ガシャ!」

…と一体の小さなロボットが起き上がった、その小さなロボットは辺りを確認するように首を回し、しばらく考えるようにして動かなくなった。

その小さなロボットは半球の形の頭部をしており、その下には筒状の胴体がついている、それによってそのロボットは水筒のような外見をしている。


思考も終了したようで小さなロボットは動き出した、サビだらけとなった鉄くずの山からその麓まで駆け下り、鉄でできた残骸を掻き分けて地面が見える少し開けた場所に出た。

またもロボットは辺りを見回して思考をし始めた、恐らく自分が置かれた状況をまだ疑問に思っているのであろう、彼はなぜこのような場所にいるのかまだ理解できていない様子である。


ーー彼は思考を終え、歩き始めた。


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