異世界転生?
初めての投稿になります。
面白い内容書けるよう頑張りますので温かい目で見守ってください。
00.異世界に転生
俺は目を開ける。あれ?俺は寝ていた筈なのに、ここは何処だろう?
辺りを見渡す。ここは白い空間に見える。
ここはどういった場所なのだろうと思っているといきなりゲートが現れ、そこからフード付きのコートを着た人が現れた。
俺は驚き、フードの人物も驚く。
「えっ!何でここに人が!」フード人物が声を出す。
俺は頭痛が起きて倒れ込むかろうじて意識がある。
フード人はまたも驚く。
「ここに人が迷い込む事はできない筈なのに今度は倒れるとは困ったなぁ。」
「放っておくのも気がひけるし…
よしっ!決めた!異世界に連れて行こう!あそこなら何とかなるし生きていく事はできるでしょ。」
俺は何が起きていて何を言ってるのかわからなかった。頭痛が酷く、耳鳴りも起きてそれどころじゃない。
「ゲート開いて〜♪彼を抱えて〜♪異世界へ〜♪」
なんか楽しそうな雰囲気なのは伝わった気がする。
やべぇっ!意識が俺はどうなるんだ…
「さぁ、異世界へご案内〜♪」とその言葉だけ聞き取り俺は意識が落ちる。
「ありゃりゃ、気を失ったか。彼を守れる力の切っ掛けを与えよう。」といい手から蒼白い光が生まれ気を失っている彼の身体を優しく包み全身を覆い終わると光は徐々に消えていく。
「よし、上手くいったし、そろそろ異世界に連れて行かないと」彼を抱えてゲートを開き、異世界に行こうと思っていると…
「よう!俺を覚えているかぁ!」とフランクに声をかけてくる人物がいた。
「覗き見ですか、趣味が悪いですね。」
「今来た所でそんな趣味はないぞー」と呆れた声で語る。
「そう?なら失礼して」とくるりとゲートの方へ向かおうとすると
「その男どうするつもりだ?」
「この子は異世界に置いていく。彼の世界にいても狙われてしまうし、彼の身内や知人迷惑かかるからね。自分の身を自分で守れるようになってもらわないと、この先生き抜くのは難しいと思う。」
「あー、成る程お前は優しいな。その子に手を貸すのか?お前の命も危ないぞ?」
「君がこの事を言わなければ何も問題無いわ。それに貴方もややこしい事に首を突っ込みたくないでしょ?」
「確かに、見なかったことにしよう。ただ、やばくなったら声を掛けてくれよう。俺も彼がどう成長するか興味があるし、俺も助けられそうなら助けるからよ。その時は声を掛けてくれ。またな!」ともう一人の同じフード付きの格好した人物は自分のゲートへ歩きながら手を振り、ゲートへと消えていく。
彼ならいいか、口硬いし何かとお節介妬いてくれるし、一応信頼できるから信じとこう、それよりも早く異世界行こうこれ以上ここにいる所を見られるわけにはいかない。
そして彼女はゲートの中へと消えていく。
彼は夢を見る。水色の髪の女の子がいた。手足を鎖で縛られている。彼は彼女を助けようと手を伸ばすと蒼白い光が起きるすると手には刀が何と刀身が透き通る水色で出来ている。どうやら反対側まで見えるようだ。
これなら切れると直感とこの刀から不思議な力を感じる。彼は刀を使って鎖を切るとすんなりまるで豆腐を切るかのような感触だった。
鎖を切り終えると女の子は目を覚まして、こっちを見る。
彼を見て告げる。
「助けてくれて、ありがとう。貴方に力を貸しましょう。」といい終わった瞬間光に包まれる。光が収まるとまた女の子から声が掛かる。
「困った時はいつでも呼んでね」と目の前の子は光とともに消えていった。
彼は夢から目を覚ますことになる。
そしてコートの人物は異世界に来ていた。彼を抱えて、何処に置こうか悩んでいると大きい木を見つける。
大きい木の窪みを見つけてその中に彼を置く。後は人間に見つけてもらうこと願って退散する。
入れ替わりに少女が薬草を探しにやってくる。
「こんなに沢山の薬草があっ!木の実も沢山っ!今日はいい事ありそうだなぁー!」とニッコニコな少女は大きな木の周りで薬草や木の実など色々集めていく。
主人公に出会うまで後五十メートル少女は取るのに夢中で気付かない。
木の周りで集めていると木ではない何か大きくて柔らかいものに引っかかりかける少女。
「あわわわわっ!」とぽすっと音を立てて倒れる。
「ううぅー転んでしまったのです。あれっ痛みがない?」顔を上げる少女。
そして数分後彼は目覚める。
何かにぶつかった感覚を覚え、目をゆっくりと開けるそこには見たことない格好をした。少女がいた。
お互い目が合う距離が近く二人はその場で顔を赤くすると少女は「破廉恥ですぅー!」大きな声でビンタされ、心の中で俺何かしたっけ?思いながら意識が落ちる。
「やってしまったぁー!」とまた大声を出す少女であった。
それを遠くから望遠鏡を使ってゲラゲラ笑うフード付きのコート女子。「あははははひーひっひっひっ!ゲホゲホゴホッ!」面白すぎる。あの子ドジっ子で面白すぎる。暫く笑ってお腹痛めて動けなかった。落ち着くと(取り敢えずこの世界の住人に見つけてもらったし。そろそろ戻るかな)久しぶりに笑った気がする。
くるっと振り向き彼に向けて「待ってるからね、早く私の所まで来てね。」と呟いて、ゲートの中へと消えていった。