解雇規制を緩和するとパソナの売上げが減るって話
規制緩和好きな減税裸眼さん的に
誰かさんの打ち出した解雇規制緩和は支持しますか?
との質問を頂きました。
私の優先順位は減税→解雇規制緩和ですけどね。
解雇規制が厳しい時の不況下では、その時の新卒採用数が真っ先に削られます。
たまたま不況の時期に社会に出た若い世代が経済政策の失敗の負担をさせられます。
もし解雇規制緩和後に不況を長引かせた場合は、全ての世代で失敗の尻ぬぐいが出来る。
の違いがあります。負担を集中させるか分散させるかの違いですね。
個別企業で見れば雇用の相性が促進し、解雇時のトラブルや手間が減るので
多少生産性は上がると思われます。
しかし政府が増税を続け不景気にすれば生産性を上げても商品が売れないので
規制緩和の効果がでません。
日本全体の給与は解雇規制云々では大きく変わらないのです。
派遣社員は契約期間で簡単に解雇できるからと、高額な手数料を派遣会社に払い
解雇規制を言い訳に働かない者を放置しているヘタレ経営者や管理職は
職務怠慢で経営能力が低いです。
そんな経営者が正しい評価を下して適切な解雇が出来るとは
私は全く思いませんけどね。
働かないおじさん問題なんて個別の会社の問題なので
どうでもいいと思っています。
○○問題と言葉の後に問題を着けると
全てが政府案件に育つ現象って何か名前ないかな?
話がそれました。
ただね解雇規制緩和により労働者の解雇がしやすくなると
派遣社員を雇う利点が1つ減るのです。
そうなれば派遣会社の売上が減る可能性が大きいということです。
期待している事が
派遣会社の中抜きが減る可能性があるから私は賛成です。
規制緩和って中抜き減るんだよね。
結論解雇規制はやった方が良いが、好景気にする努力をしない政府の下では
効果は薄い。




