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税は財源ではない?

政府の無駄遣いを減らしたいと思う方は多いと思います。


実はこの思い、税は財源ではないという考えとぶつかります。


もし政府が税金を集めず、国債発行で予算を賄った場合

市場にお金が溢れ物の値段が上がるインフレが発生します。

逆に政府が増税を続け、予算も削ればデフレになります。

つまり税とは財源ではなく、市場に流れるお金の量を調整する

インフレの調整弁なのです。


市場に流れるお金の調整方法はザックリ分けると2つあります。

増税。減税といった財政政策と

日銀が金利を上げ下げする金融政策です。

減税や金利を下げる行為は市場にお金を増やし

増税や金利を上げる行為は市場のお金を減らします。


現在の日本が低金利を維持出来ているのは、政府が毎年増税して市場のお金を

吸い上げているからです。

政府が減税すると市場のお金は増えるので、

インフレを抑える為に国債発行額を減らす必要が生じます。

つまり減税した場合予算削減というダブルパンチで政府が使えるお金が減ります


もし政府が減税をしつつ、国債を大量発行して

予算を拡大すれば、市場にお金が溢れインフレが加速し、金利が上昇します。


ごちゃごちゃ言いましたが、

減税をした場合、政府は支出を削る必要があり、

増税を続ければ、政府は支出を増やせるのです。


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