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消費税を廃止した世界線

2030年8.月29日東部標準時02:05減税運動は特異点を迎えた。

減税を望む能動的有権者が600万人を超えた事で

政府は消費税を廃止せざるを得なかった。


消費減税に必要な30兆円にも及ぶ財源は

子ども家庭庁、文部省、経済産業省、環境省の一部を廃止し

残りは補正予算で賄った。


消費税廃止によって増加した需要はバブル期に匹敵し、

その膨大な需要を賄う為に日本人は狂った様に働き出した。


翌年の2031年、減税して失われた分以上の税収が国庫に入って来た。

増えた税収は社会保険料の減税に使われ これを繰り返した結果

減税から5年後の2035年

GDPは4倍の2500兆円を超え


2040年には1人当たりGDPは世界一となった。

増えた税収によって強化された防衛力により自主独立を遂げた日本は、

武力を背景にした外交交渉を行い北朝鮮拉致被害者を全員奪還。


膨大な内需によって洗練された娯楽コンテンツは世界を席巻し

麻薬を打つより漫画を読み

泥棒するよりアニメを好み

日本の娯楽コンテンツは聖書以上に道徳や倫理を世界に普及させた。


その結果麻薬中毒者は激減し

犯罪率は低下し

世界の供給能力は20%向上した。


日本の奇跡を学んだ諸外国は

減税と規制緩和を推進し

世界の絶対的貧困率は1%を割り

2050年ついに地球上での餓死者は0になった。


奪わなくても豊かになれる事が証明された2060年

人類は飢餓と戦争を克服した。

https://youtu.be/5D2MMSjeL08

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