新技術は政府が作った?
https://youtube.com/shorts/ENdEyPs9UtU?si=0dtPqwVRF6mJBYZf
新しい技術は政府や戦争によって生まれたと言われていますが、
この説微妙なんですよね。
一大産業になった自動車も車が好きで好きでたまらなかったロールスさんやベンツさんといったスーパーアマチュア達の趣味から始まっています。
ライト兄弟も自腹で世界初の飛行機を飛ばしています。
航空産業にしてもシアトルの湖畔に住んでいたボーイングさんが
自家用に1機作った水上機が好評で友人知人にも作ってあげる内に航空機製造会社の創業者になっちゃいました。
電磁法則発見者のファラデーはモーターの原理を発見しイギリスのアカデミーでワクワクしながら発表しましたが、
お偉方の反応はイマイチでした。
「一体それが何の役に立つのか?」というのが彼らの態度です。
本当は役に立つ所の話じゃないんです。
この法則を知らなければ東京電力もJRも東芝も存在出来ない大発見だったのに。
こういった対応をされたファラデーは
「ここに生まれたばかりの赤ん坊がいるとします。ところで、赤ん坊は一体、何の役に立つのでしょうか?」と反論しました。
新発見、新発明とは最初は見向きもされない物で、
新発見を発表する学会でもこんなもんなのです。
これが政府となれば言わずもがな。
新技術を生み出すといった先見の明を求めるのが酷ってもんです。




