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長野県宿泊税意見交換会に行ってきた。

2024/12/18

長野県の宿泊税意見交換会に行ってきました。

結論から言うと増税はほぼ決定です。

何故なら増税される宿泊事業者自身が増税に賛成しているからです。


参加者は300人弱でその内12人の質問者が居ました。

宿泊税に反対したのは私減税裸眼と長野市減税会さんの2人だけで、


その他10人の質問者(全て宿泊事業者)は集めた税金で行政が何かしてくれと言う増税に積極的に賛成又は

条件付き賛成でした。(1人良く分からないから反対)

で、あべ知事さんはや若林山岳高原観光課長さんが言うには兎に角お金が足りないというものでした。

お金が足りないという割に事業内容はゆるゆるで大盤振る舞いしています。

私はまず3つ質問しました。

1:森林環境税と言う新たな税金が取られているのに

何故山林の環境整備に新たな増税が必要なのか?

あべ知事の回答は

→森林環境税は既に間伐材処理に使っているから無い

(森林環境税が無かった時は後回しにしていたのに観光の為の環境整備より優先順位は高いのか?つまり事業毎の優先順位が無い)

2:「長野県は宿泊税を取りません」というアピール効果と宿泊税にが使われた事による効果どちらが有効かの検証やデータはあるか?

若林山岳高原観光課長さん

→ない

3:これらの事業計画に失敗や成功等の目標値はあるか

あべ知事

→具体的な数値は無い今後そういった事を含めご報告出来るようにしていく

つまり基準が無いので失敗も成功も判断できず永遠に継続され税金を食い続る事になります。


事業内容を見るとザックリ言って観光不動産開発業者

なんです。あべ知事や行政職員そして納税する宿泊業者自身が

行政なら不動産開発業が出来ると思っている事です。

納税者自身がお金を使うより、行政が使った方が有効活用されると考えているようでした。

もう少し突っ込んだ言い方をすれば

納税した金額より補助金やらで貰えるお金の方が多いと考えている様に私は思えました。

自分達で何とかしようと考えず、行政に頼ろうとする姿勢が私には残念で仕方なかったです。


でここからは意見交換会等に出席する時のコツをお伝えします。昨日の夜Xのスペースで反省会をしていて

指摘頂けたんですが、

1:県の歳入と歳出一般会計書類を持っていきましょう。

事前に見ていなくて後悔しています。

まず歳入は前年対比で124.6%となっています。

つまり前年より税収が増えているにも関わらずお金が足りないと知事は言っているのです。

次に歳入引く歳出をすると157億円余っています。

ここから翌年度への繰り越し金を控除した「実質収支」は105億円となります。

つまり105億円余っているのです。

お金が無いと言うのは嘘です。


2:会場の最前列に座る。マイクの受け渡しが

簡単なので時間の節約になります。

3:質問は一番最初にする

偉いおじさん達の質問は自分語りが長く時間をやたらと喰うので減税派は会の最初に質問しないと時間切れになります。

4:今回会場には300人弱が来ていましたが、

減税派があと3人合計5人いれば質問を増税反対者で埋め場を支配する事が出来ました。

1つの県に積極的に行動する減税派が5人いれば

増税を止められたかもしれません。

少人数でもテコを利かせれば大きな効果が出せる可能性があるのが分かったのが今回の収穫でした。


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