にぃ
「……」
「なにで絵描く〜?」
「ん〜無難にシャーペン?」
「いいね。」
「……座りな?え、えーっと…?」
「御島ノイル。」
「ノイルね。OKOK。」
「あなたは?」
「俺?俺は天夏ルカ。」
「ルカさんね。」
「さん、なんて堅苦しいよ。」
「え、でも……………」
「……何歳?」
「へ?」
「何歳?」
「16です。」
「俺と年近いじゃん!」
「俺18!」
「よかったね。ルカ。」
「ソラさんはおいくつですか?」
「僕は22。売れない画家だよ。」
シャーペンを持ち、眼前の画用紙に何を描くか考える。
ルカはテンションが上がり、やる気満々。
ソラさんはニコニコしながら、スラリスラリと描いていく。
(ん〜…………何がいいかな…)
あれやこれやと考えあぐねた。
「迷ってる?」
「うん…」
「ん〜…じゃあ……」
そう言い、ルカは箱からかわいいクマのぬいぐるみを取り出した。
「はい、これ!」
「クマのぬいぐるみ?」
「そ。」
(やっぱりルカって女の子なのかな…)
「ありがと。」
ルカはクマのぬいぐるみをノイルに手渡すと、画用紙に戻っていった。
(クマのぬいぐるみ……かわいい……)
ノイルはクマのぬいぐるみを描きだした。
「できた〜?」
「一応……」
「できたよ。」
「じゃあ……せ〜のっ!」
一斉に画用紙を見せる。
「おぉ〜!ノイル、絵、うまっ!」
ノイルはクマのぬいぐるみ、ルカは向日葵、ソラさんはビンを描いた。
「いやいや、ルカの方がキレイだよ。」
「そしてソラは安定の絵のうまさ。」
「いやいや…みんないい絵描くじゃん。」
「も〜。そんなこと言って〜。」
「あはは。」




