目次 次へ 1/49 プロローグ 我々の住まう地球。その内部奥深く、そこには円盤状の世界が広がっていた。中央には広大な森があり、その森を囲うように巨大な湖、そして大陸があった。 大陸は六つの国から成り、各国は覇を競い争いつづけていた。しかし、世界に伝わる神器の一つである<繁栄ノ鏡>を六年周期で譲りまわすことで各国は争いをやめ、恒常的な平和が訪れた。 時は流れて、近年。その平和の裏で根づいた貧富の差が国家間まで拡大しており、それに異を唱える者たちの怒りによって、長年保たれていた均衡が今、崩れようとしていた。 ブクマ、ポイントを頂けると励みになります。