レベル4ステージ1ミッション17:イツワ街の破壊
前回のあらすじ
快たちは化け物を倒して、その化け物をちゃんと成仏させることができた。
快たちは消えた化け物の前にたたずんでいた。
「俺の腕輪、聞いていると良いのだが…。」
快が使用したのは回復魔法を使ったものだ。回復魔法はなんでも癒すものであるため、快は身体の回復ではなく、心の回復という方向で使用したのだ。
「さてと。後片付けだな。」
俺は生き残った人々に向かって、こう言った。
「お前たち、お前たちの主は俺たちが倒した。だから、これ以上の戦いは不用。武器を捨てて、俺の指示に従ってもらうぞ。」
快がそう言うと、皆は武器を捨てた。主がやられ、同胞が何人もやられていた今、抵抗する意思すら見せなかった。
街の者はソラとボディラダに任せて、俺とメルシアとシュレディンガーはシュレディンガーの母の供養をしていた。
「シュレディンガー、お前はこれからどうする?母のためを思うなら、ここに残るのが正解だけども。」
シュレディンガーは振り替えって笑顔を見せた。
「いいや。ボクはあなたに着いていくよ。名前を与えられているからね。それに母が言っていたんだ。誰かに助けてもらったら、私のことは気にせずに暮らして言ってねって。」
シュレディンガーはそう言って俺たちの仲間として正式加入したのだ。だが、メルシアはジト目で見ていた。
「次、裏切ったら許さないからね。」
そう言うと、俺はメルシアに少し釘をさした。
「大丈夫だよ、メルシア。シュレディンガーが裏切るときや嘘をついているときは一人称がボクじゃなく、自分になるから。」
「そ、そんなことないです!」
シュレディンガーがそう言うと、メルシアは笑い始めた。どうやら、和解はちゃんとできたようだ。
快たちはやることを終えて、ソラとボディラダのところに戻った。そこには人々は、もういなくなっていた。
「ボディラダ、渡してくれたか?」
「はい。ちゃんとフォレト村に行くように記しておきました。」
亜人や魔物が住む村。フォレト村そこに行けば、何か変わるだろうと考えたのだ。
「"エクスプロード"」
5人で組み合わせた魔法でイツワ街を俺たちは跡形もなく、吹き飛ばした。それでやっとロイヤル王国へ帰ることになった。
Mission Clear !
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション17いかがでしょうか?
長い長いミッション1がようやく終わりを迎えました。でも、レベル4それだけでは終わりません。久々のあれが次回再来します。お楽しみに。
次もお楽しみに byボディラダ