レベル4ステージ1ミッション7:地下水路の化け物
前回のあらすじ
快は新しく覚えたオートマッピングを仲間に話した。それで仲間全員で力の把握ができ、5人は地下水路に入っていった。
快たちは地下水路の場所へ行き、中央の場所まで急いだ。
「うぅぅぅ、臭いがキツいです。」
「メルも…。」
ソラとメルシアは動物側の鼻であるから、匂いに敏感なのだ。俺とボディラダは人間だが、それでもキツい。それが動物の鼻になるだけでも大きく変わるだろう。
「自分はそうでもないですね。何度この臭いとともに過ごしてきたか。」
つまり、地下水路みたいなところで暮らしてきたから大丈夫と言いたいのだな。そう考えると俺も粗大ごみな環境で仕事していたという事実を思い出してしまう。
「お前ら、あまり声には出したくないが静かに行動しろよ。中央と繋がっているとはいえ、ここは水路。下手に声を出せば、バレるかもしれない。」
そう。ここは現代でもよくある金網がある。つまり、ここで声を出せば地上に声が届くやもしれない。
「離れるなよ。」
快たちは息を必死に殺しながら、移動した。
移動開始から約5分。快たちはとんでもないものを目にした。
「嘘だろ。」
「本当にここ水路なのですか…。」
「メル、嫌だ。」
「私は逃げたい。」
「ひぇぇぇ。」
5人の目の前に白いワニが寝息をたてながら寝ていた。むやみに移動しては起こしてしまう。さらに、この道を絶対に通らなければならない。
「仕方ない、こうするか。ソラ、メルシア手伝って。」
「「はい。」」
俺は2人の意識とシンクロさせた。それでプロテクトを白いワニの周りに作った。それに気がついた白いワニが必死に足掻こうとするけども、プロテクトは壊れない。すごく固いなこれ。
「こんなことまでできるのですね。」
少年は感激する。俺たちは照れくさそうにして、また移動を開始した。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション7いかがでしょうか?
白いワニに関しては自分はかなりにわかです。だから、深く触れずにしていただけると有り難いです。
次もお楽しみに byボディラダ




