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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル4:差異
85/240

レベル4ステージ1ミッション3:ターゲット

前回のあらすじ

イツワ街に到着する手前で調達を始めた快たち。そこでソラは毛繕い用の道具を。メルシアはシャンプー、ボディラダはイメチェン、快は盾とブーメランを購入した。

 調達をした村からイツワ街は3日かかった。到着した快たちはその風貌に少し意外だなと思っていた。

「この街がイツワ街?想像していた場所と全く違うな。」

「見た目に騙されてはダメよ。快様。」

 いつの間にやら、口調がおねぇみたいなものになっていたボディラダが言った。

「ほんじゃあ、この街の人に依頼を受けたことを知らせに行くか。」

「案内します。」

「分かるのか?ボディラダ。」

「ルーキー時代に来たことがあるのです。」

この街のことが分かるボディラダに案内された。


 街の中心みたいなところに来た。そこで快たちはとんでもないものを目にする。それは1人の少年に群がって痛め付けている。

「ひでぇな。これは」

「それがこのイツワ街ですよ。依頼が終わるまでの辛抱ですよ。」

ボディラダに言われて、キレそうになっていたソラとメルシアは矛を納めた。街の中心の建物のなかに入って、俺は受付の人に依頼を受けたことを話した。

「お待ちしていました!冒険者様!ではこちらへ。排除すべき存在のもとへ案内します。」

受付の人に案内された。すると、建物から出て、受付の人は指を指した。

「あいつです。」

その先には先程痛め付けられて、今も痛め付けられている少年だ。

「え」

「あの汚いガキを殺してほしいのです。」

俺は思わず絶句した。確かに差別がひどい場所だとは聞いていたが、殺すまでいたるとは思っていなかった。それはボディラダも一緒でフリーズしていた。ソラとメルシアなんかは怒りにかられそうになっていた。

「皆のもの、冒険者様のご到着だ。そこをどけよ。」

その受付の人によって痛め付けていた人たちは止めて、俺たちが通る道を作り上げた。街の人も公開処刑みたいな感じで歓声を上げていた。俺はそれを見て、覚悟を決めた。

「ソラ、メルシア、ボディラダ下がってろ。」

 ソラたちは驚いて快を見た。快はそのまま少年のもとへ行った。少年はビビっていた。

「。」

「っ!」

 快は少年を切りつけた。それで少年は倒れた。

「この街の汚物が消えたぞ!」

 受付の人がそう言うと周りは歓声を上げた。

「なぁ、受付の人よ。この少年の埋葬はこちらでする。良いよな?」

「えぇ、問題ないですよ。」

受付の人に許可を取り、俺は少年を運び出した。


Go new mission →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション3いかがでしょうか?

書いてて思いましたが、胸くそ悪いですね。差別。今まで作る側をやったことがなかったので、こうしてみると嫌な感じですね。作者側でも色々と感じますル。


次もお楽しみに byボディラダ

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