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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル4:差異
83/240

レベル4ステージ1ミッション1:悪い噂

前回のあらすじ

モーニングルーティンが生み出されて、それを堪能した快。依頼を受けに冒険者ギルドへ行き、Dランクの依頼を受けた。

 家に快が戻ると、ソラ、メルシア、ボディラダは起きて、ジウとトランプをしていた。

「これだ!!!」

「ジョーカーw」

「おいっ、言うなよ!」

俺が布教したというかなんというか…楽しんでくれて何よりだ。

「快さん、おかえり!」

 メルシアが俺に抱きついてきた。そのときに、ソロモンが言った「結婚」が脳裏を横切った。それを考えると、快の顔が赤くなった。

「快さん、どうしたの?」

 メルシアに心配されて、快はハッなった。

「ご、ごめん。メルシア。さ、さぁ依頼の話をしようぜ!」

「?」

 快のしどろもどろしたのがメルシアに通じずに、快は話を変えるのであった。


「今回、俺たちが行く場所はイツワ街だ。」

俺は地図を取り出して、場所を示した。すると、ジウとボディラダが顔を暗くした。

「どうしたんだ?ジウ、ボディラダ。」

「あっいやその…イツワ街かって…。」

「それは私も思いました。」

「なんだ、なんかまずいのか?」

俺がそう聞くと、ジウとボディラダは渋々答えた。

「その街、いい話は聞かないんだよな。悪い噂しか聞かない。人種差別はすごいし、メルシアちゃんのような獣人に限っても言語道断だし…。」

「それにそこでは密売なんかもしているという噂まで立つレベルです。」

そんなにひどいのか…。この話を聞いていたメルシアはゾッとするような感じを出した。それをソラが慰めた。

「でも受けてしまったものは仕方ないしな。行くしかないのか…。」

俺がそんなことをぼやくとジウは俺に釘を指した。

「じゃあ約束してくれ。メルシアちゃんの耳とかしっぽとかは隠すように行って。もしくはメルシアちゃんはお留守番だ。いいな?」

俺だってメルシアをまた危険な目に合わせたくないからな、でも少しでも一緒にいて欲しいからな。俺はメルシアに目配りをした。すると、メルシアは力を溜め込んで、人間が濃くでてきた状態になった。

「維持できそうか?」

「なんとか…。」

 メルシアが耳としっぽを隠せると判断したため、俺たちは準備をして出発した。

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ2ミッション1いかがでしょうか?

前回、触れていませんが、今回はボディラダが後書き最後の言葉担当です。言っちゃいますが、仲間になった順番でこれは続きます。これ以上は何もありません!


次もお楽しみに。byボディラダ

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