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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル1:ここは異世界
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ステージ5ミッション2:フォレト村へ行け(2)

前回までのあらすじ

依頼をスタートさせて、快は移動を開始した。

その直前にスライムと出くわしたが、戦闘を行わずに済んだ。

そして、新しい自分用の服とカバンを作り、移動しやすくした。

新しい服に着替えたは良いものの、着心地が少し悪いのが難点だな。まぁその辺の草を借りて寄せ集めた結果がこれならまだマシな方か。

 快はその後も次に服を製作するならちゃんとした材料とか用意しなきゃななどのことを思いながら、歩き続けた。


 夜になり、快はジウからもらっていたすいかにかぶりついていた。

まさか、異世界ですいかが食べられるだなんて思わなかった。しかもここまで熟しているのは今まで食べたことがない。それにしても、仁美たちは大丈夫なのだろうか。上司や上の連中は煮るなり焼くなり好きにしても構わないレベルで嫌な人たちだから良いとして、仁美などの後輩たちはちゃんと守ってやりたかったな。そういえば…

 快はスマホを取り出して、仁美たちに電話しようとしたけども止めた。

そういえばここで電波が繋がるか怪しいし、スマホはいざって時ように供えておきたいところ。それにこの世界に来ているか分からない仁美たちに電話したところでと考えてしまう。今は考えないでおこ…。

 そのまま快は就寝した。


~次の日~

 しばらく歩き続けているとアンナイに聞かされていた谷に着いた。しかし、その谷には橋がどこにもなかったのである。

ヤバイ、どうしたものか。


 快はうろちょろしていたらちょうどいい木があった。でも現状持っている短剣ではこの木を切断することは不可能だ、そこで快は木を使わずに行ける方法を考えた。そして、思い付いたのである。


 まず、快は服を作った時に残した草を取り出してロープのようなものを作った。次に、周りの木の幹を少し借りてロープの強度を上げた。そして、快は向かい側にある木にロープを引っ掛けて自分側の木に硬く固定した。

これであちらへ渡れるかは半々になったな。まだ半々だが、やってみる価値は十二分ぐらいはある。先送りにしてたら依頼主が少し可哀想だからな。

 快は受けた仕事は確実にこなすことを考えてきた。だから、今回も賭けではあるが、確実に行ける道を少し確立させたのである。


ヨジッヨジッ

 オランウータン形式で快はロープを蔦った。下を見たら動けなく可能性もあるし、元の状態よりはこの状態の方がより早めにフォレト村に着けると判断してのことだった。無事に渡りきり、快は息切れはしつつも依頼のためにまた歩き出した。


 その夜には今度はみかんばかり快は頬張り続けた。すいかよりみかんの方が少ないので、質より量を取ったのだ。


~次の日~

その日の快は早朝から行動を開始した。その結果、日が登りかけた瞬間に村を視界に捉えたのである。


Go new mission →

今回も読んでいただきありがとうございます。ステージ5ミッション2(2)いかがだったでしょうか?

今回はアンナイの言っていた谷が少しメインになりましたが、あらためて永瀬 快の凄さが今回も分かってしまう回だったと思っています笑。

次回はフォレト村です!それではまたお会いしましょう。

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