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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル3:家系
79/240

レベル3ステージ11ミッション9:寵愛

前回のあらすじ

勇者の仲間がウィッチ含めて7人いると分かった快たち。決戦のために供える期間に入る。

 快はこれまでのことを全て話した。異世界転移からのジウやアンナイとの出会い、フォレト村での一件。妖精の村での修行、ソロモンたちの救出劇。聖騎士訓練所、ジラードとの再会、インカント村、魔女の末裔などいろいろだ。それを聞いてアルトリウスが「あの事件は君たちがやったのか…。」とぼやいたが、快は無視した。


話を聞き終わると、プロムナードは「フムフム。」と言いながら、俺に向き直った。

「ウィッチと戦って惨敗したのか…それは困ったな。対等な関係であるのにも関わらず、そこまで実力差がそこまで離れていたら、この同盟自体が舐められるやもしれぬ。」

「利害一致で良いと思うんだがどうだ?」

「ダメだ。せめて、お前にはもう少しだけ強くなってもらうぞ。」

俺はアルトリウスの方に向かって目配りした。俺の身体はもうかなり鍛えてある。実際にランスロットから「聖騎士でもやっていける。」とまで言われた。チート能力がない以上、どうしようもないと思ってしまったため、アルトリウスを見たのだ。アルトリウスも策がないためか、首を横に降った。

「仕方ない。お前がチート能力を保持していない以上、別のやり方で強くしよう。紋章は持っているな?」

「お、おぅ。」

俺がそう言い、プロムナードに紋章を見せた。

「これに加えられているのはそこにいる魔鳥と獣人娘だけか。まぁ、良かろう。」

 プロムナードは詠唱して、快の紋章を光らせた。

「何をしたの?」

「お前の紋章に"信仰と親類の寵愛(しんこうとしんるいのちょうあい)"を授けたのだ。それを紋章に刻まれているか否かで大きく変わるぞ。」

「具体的にはどういうのができる?」

名前だけがカッコいいだけじゃ役には立たないからな。

「お前とお前の仲間たちが思う力によって、力が少しだが具現化されるといったものだ。」

強い…のか?それ。

「さっそく特訓をしてみようか。」


Go new mission→

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ11ミッション9いかがだったでしょうか?

紋章が初登場したのが、ソラ初登場回だと思うと、自分、よくここまで続けたもんだと思います。このノリはまだまだ続きますので、お付き合いください笑。


次回も絶対に見てね byメルシア

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