レベル3ステージ11ミッション4:加護
前回のあらすじ
魔王プロムナードが正体をあらわして、試していたと伝えて、暴動を起こした魔物たちを皆殺しにした。暴動を起こさなかった者たちは加護を与えると言った。
快にはフォレト村で受け取った加護がある。しかも、主は快という設定である。
「どうします、ご主人?」
「どうしよう?快さん。」
俺の加護で加えられているのはソラとメルシア。アルトリウスは剣聖の加護。ボディラダとアンナイ、ソロモンとケモドはなしか、何かしら所持しているかもしれない。ただし、加護には欠点があり、重複ができないのと主がとある人の加護に入ると、その主の加護に入っている者たちは全員、その人の加護になってしまうというのだ。
「これは絶体絶命だな。」
プロムナードが俺たちを気に入ってしまった以上、俺たちを先に傘下に入れること間違いなし。もし、俺からになってしまったら、もうあとがない。その快の願いは届かなかった。
「そこの悪魔、お前からだ。ここへこい。」
快が真っ先に名指しされた。一番前に立ってかつ、威風堂々としているように見えるからか?
「ご主人…。」
「快さん…。」
2人に心配されて、俺は「大丈夫。大丈夫」と言いながら、プロムナードに向かっていった。
快はプロムナードの前にたった。
「それでは、お前に余の加護を…」
そう言いかけたとたん、プロムナードの言葉が止まった。それで、少し考え事をするかのような体勢になった後、ため息をつきながら快にこう言った。
「お前の従者もとい仲間はこのパーティーが終わるまで待っておれ。」
そう言われた俺はとぼとぼと仲間のもとへ戻っていった。
その後、俺たちとソロモンとケモド以外の全員を加護を受け取って、プロムナードが手をかざした。
「これにより、パーティーはお開きだ。お前ら、帰ってよし。」
そう言って、俺たち以外の魔物は帰っていった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ11ミッション4いかがだったでしょうか?
投稿がほんのすこし遅れてしまい、申し訳ございません。間に合うかと思いきや間に合いませんでした。これからは時間に余裕を持って、投稿いたします。
次回も絶対に見てね byメルシア