表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル3:家系
67/240

レベル3ステージ8ミッション8:チームミッション(5)

前回のあらすじ

快は憂人をランスロット、パーシヴァルに紹介して一時的にパーティメンバーに加えることに。かくして4人はオアシスへと向かった。

 オアシスに着いた後、4人は近くのファイターモンキーが住み着いている集落へ向かった。そこには数10体はいるであろう数が待ち構えていた。

「ランスロット、多すぎやしないか?」

「う~ん…俺が聞いた情報とは少し違うような。いても10体しかいないと聞いていたのだが…。」

ランスロットは頭をかきながらそう言った。そんな中、憂人だけは爽やかな顔をしていた。

「この程度の数なら勝てるでしょ。」

「いやいやこの程度って…相手はすごく多いんだよ?」

パーシヴァルがそう言うと、ランスロットは首を降った。

「チート能力保持者は違うということか。」

「…。」

憂人は黙ったが、別次元の世界であったあのバリアの中に入ってくるといい、ガウェインとあの3人を退けさせる強さといい、絶対にチート能力保持者だ。

「憂人さん、俺が援護します。だから、あなたは近接で。」

「了解。」

すると、憂人はファイターモンキーたちの前に出て、俺が後ろから援護する構えをとった。ファイターモンキーは突然現れた俺と憂人に困惑して、会話をし始めた。

「はっ!?」

「えっ」

ファイターモンキーたちが使っていた言葉は広東語だった。ゴブリンが日本語、ファイターモンキーが広東語…。どういうことだ?

「2人ともそいつらに肩入れするな!」

少し隠れていたランスロットがそう言いながら、出てきた。パーシヴァルも遅れてやってくる。

「この程度、簡単なんだろ!なら速くや」

「「うるさい!」」

俺と憂人はランスロットに向かって叫んだ。ランスロットは気迫に押されて、下がってしまった。それで俺たちはファイターモンキーに話しかけた。

「あんたら、どうしてこんなところにいるんだ?」

「えっ、人間よ。言葉が分かるのか?」

「そうよ。」

俺たちが頷いたことで、ファイターモンキーたちは安心して喋りだした。

「じ、実は我々…気が付いたら、こんなところにいたのだ。自分たちからここに来た訳じゃない!」

えっ、そんなことあるのか?こいつの言うことが真だとするなら、何者かがこの土地に呼び出したことになる。そうなった場合、犯人はガウェインたちの魔女の末裔になるな。

「そうなのか。それは不便だな、ならば俺から提案がある。」

俺は後ろにいたランスロットたちに話しかけた。

「こいつらを一緒に乗せててくれないだろうか?」

「は、はっ!?」


Go new mission→




今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ8ミッション8いかがだったでしょうか?

ここ最近、短めな回が何回かありますがご安心なく。決して、手を抜きたいわけではないです!あくまでもミッションの回なので、短めの方がいいかなと思い、短くしています。これからもこんな調子で続けていきます。


次回も絶対に見てね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ