表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル3:家系
63/240

レベル3ステージ8ミッション4:魔女の末裔との勝負

前回のあらすじ

依頼をするためにインカント村についた。そこで依頼へ行くための道が塞がれてしまった。

俺たちは砂嵐を備えるためにいくつか準備をしていた。ガウェインは個人の希望から食料を。ランスロットとパーシヴァルは一緒に砂嵐を避けるための道具を探しにいった。俺は単純に村を探検していた。やはり女性だらけの村というのはシュールだな。

「ふぅー。」

俺は椅子に座っていた。水を飲みながら、周りを見ていた。すると、俺を手招きしているみたいな人を見かけた。俺はその人を追いかけて、路地裏に入っていった。ただし、そこには誰もいなかった。

「なんだ…。」

俺はそう思い、後ろを見たら、3人の女性が立っていた。

「誰ですか?あなたたちは?」

「私たちは"魔女の末裔"。異世界人No.24:永瀬 快。」

魔女の末裔…ということはジラードの配下みたいな存在ということか。それにしてもだ、どうして俺がこの村に来たということが分かるんだ?まさか…。

俺は一瞬、その思考にいたった。だとしたらいったい誰だ?

「考えているところ悪いが、異世界人。あなたの命をいただくぞ。」

魔女の末裔の3人は俺に向かって襲ってきた。俺はそれを見て、逃げることを選択した。後ろに行けば、街道に出るからだ。かと思いきや、後ろは行き止まりだ。

「ど、どういうことだ?」

「あなたが逃げることを確信していた。だから、魔法でここを別次元の世界にした。あなたは逃げられないよ?」

そんな魔法まで使えるのか。だとしたら、俺だけじゃ勝てないな。誰か来てくれないかなと思った。すると、俺の背後に気配がした。そこには、ガウェインがいた。

「ガウェイン、良かった!」

「あぁ、まさかたまたま通ったところが別次元になるとはな…。」

ガウェインはフリーズした。

「お、おい。まさか戦えと言わないよな!」

「そうだよ。命が狙われているんだぞ?お願いします、ガウェインさん。」

俺が頼み込むと、ガウェインさんはしぶしぶ受け入れてくれた。

「分かったよ、しょうがな」

ガシャッ。

俺はガウェインに木刀の剣を突きつけた。

「お、おいっ。なんだよ!」

「なんだよ。はこちらの台詞ですよ。どうして、俺の下に魔方陣ができあがってるんですか?」

ガウェインの手には魔方陣を描くための杖があり、そこには魔方陣が描かれている。おそらく、これは虚無崩壊の魔方陣。ということは

「あなたはウィッチの差し金ですね。ガウェイン。」

俺がそう言うと、ガウェインは黙ったままだった。ここにきて突如発生した砂嵐。俺が来ていることを知っていた魔女の末裔。そして、自分から"初めてきた村での"一人行動を。これだけの情報があれば、分かる。この人は裏切り者だ。

「あぁ、バレちまったか。」


Go new mission→

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ8ミッション4いかがだったでしょうか?

ランクアップ争奪戦とは違い、今回はここで間が挟まれます。それが魔女の末裔との戦闘です。しかし、快にとって辛い戦いの1つになるやもしれません。


次回も絶対に見てね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ