表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル3:家系
58/240

レベル3ステージ6後編:宣戦布告

前回のあらすじ

快は仲間たちと楽しんだ後、就寝したが、途中で起きてしまった。そこにいたのは自分のことをウィッチと名乗るジラードがいた。

俺は何度もあらゆるバフを試した。物理攻撃力アップ、魔法攻撃力アップ、移動能力アップ、防御力アップ、鋼鉄など色々だ。しかし、それら全てジラードに跳ね返されるか、強制解除をされてしまった。奥の手である無敵もジラードに逃げられて、不発に終わった。

「く、くそっ!」

「あなたの力で警戒するべきは無敵だけ…さらに無敵は当たらなければ意味はないのよ。」

魔女だから全てのバフを見抜かれてしまっている。それで、何も通じないからたまったもんじゃない。

俺が地に足をつけていると、ジラードはため息をした。

「もう少し期待していたのだけれども、残念ね。この魔法で終いとしましょうか。」

ジラードが詠唱すると、上から隕石が降ってきた。たしかこれはシャルロッテさんが使っていた技。

「う、嘘だろ…。」

「死ぬ思いを味わえ。永瀬 快。」

俺は隕石から逃げようとしたが、直撃して、意識を失った。


 次の日の朝に、快は仲間たちの声により起きた。

「ご主人、寝てないで速く朝ごはんを食べに行きましょうよ。」

「メル、お腹ペコペコだよ。」

「速く速く。」

俺はすぐに着替えて、皆と食事に行った。


食堂に入り、俺は3人に先に頼んできてと頼んだ。俺は食堂の端を見ると、そこにはジラードがいた。俺はズカズカとジラードのところにやってきた。

「何か用?」

「お前に夢の中で殺された。」

俺の発言にジラードはクスっと笑った。

「そんなにおそろしかっ」

俺はジラードの胸ぐらを掴んだ。

「夢の中で俺をいたぶり、俺にこんな傷をつけるとはどういうことだよ!」

俺は隕石の攻撃を受けた直後に夢から覚めた。だが受けた部分は夢ではなく、痕として残ったのだ。俺はその痕を見せた。

「これを…私に?」

「しらばっくれるな!」

俺は周りを気にせずにジラードを問い詰めた。だが、ジラードは考えた顔になった後、能面みたいな顔になった。

「ここは聖なる食堂。ここで騒ぎ立てるのはダメだ。」

「うるさい!」

俺は思わず手が出そうになったが、自分の中に残っている良心がそれを止めた。

「お前から聞きたいのは山ほどある。だが、今に見てろ。俺はお前を超えてやる。その時まで首を洗って待っていろ。」

俺はそう言い残し、ジラードのもとを去った。その一部始終を見ていた周りの聖騎士、ソラたちを押し退けて俺は部屋に戻っていった。


Go new stage →


今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ6後編いかがだったでしょうか?

今回で快はジラードを超えると言いました。ですが、快は異世界人のなかでは恵まれていない存在。果たして超えることはできるだろうか。


次回も絶対に見てね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ