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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
49/240

レベル2ステージ12ミッション15:ランクアップ争奪戦(15)

前回のあらすじ

快は決勝戦でジルドスと激突した。無敵ミラーをされてしまい、快はジルドスに敗北してしまった。

俺はジルドスによって、観客席へと戻された。

「だ、大丈夫!?快さん!」

メルシアが俺のもとへ駆け寄った。俺は「大丈夫だ。」と言いながら、メルシアの頭を撫でた。

「ジルドスさん、ありがとう。」

「また会おう。永瀬さん。」

ジルドスは用意された勝者の椅子へ向かった。ジルドスに敗北した今、俺はこの争奪戦に用はない。だが、シャルロッテがアルトリウスをお仕置きすると言っていた。それが気がかりだ。

「さぁ、最後のBブロック決勝戦!戦うはこの二人!1回戦のバトルロワイヤルを1つの魔法で蹴散らしたこの大会きっての魔法使い:シャルロッテ!」

シャルロッテが来ていた黒ローブを脱ぎ捨てた。シャルロッテの服装が露出がすごすぎて、凝視できない。メルシアはジト目で俺を見て、アンナイは

「そんなに気になるの。快?私ならいくらでも揉ませてあげるわよ?」

と言ってきた。止めて、俺はそういうわけじゃない。

「対するはこの御方。剣聖王の家系の長男:アルトリウス。」

さすがにさっきの試合を見てしまって、テンションが下がっているマルレッタ。でも、ちゃんと説明した。アルトリウスも気まずそうに歩いていた。


「それでは試合開始!」

アルトリウスは明を相手した時とは違い、最初から剣を取り出した。

「家系の云々に縛られているあなたは、わたくしが倒します。」

いきなりシャルロッテは煽るように、剣聖の家系の話をした。

「う、うるさい!あんたに何が分かる!」

アルトリウスは激昂した。シャルロッテは落ち着きながら、冒険者カードを見せた。

「分かるよ、わたくしは魔導王の家系だからね。」

シャルロッテは魔導王の家系なのか…ということはアルトリウスに対になるような存在ということだな。

「ま、魔導王の家系様がどうして…。」

「不甲斐ない、剣聖をボコボコに来たのよ。」

見せてくれたシャルロッテのランクはA+ランク、アルトリウスはAA。普通なら、絶対にアルトリウスが勝つが、空気はシャルロッテに傾いている。そのこともあり、アルトリウスは固まっている。

「あ、あぁぁぁ…。」

「ビビっちゃったかな?なら、君にはこのお仕置きがちょうどいいと踏んだ。」

シャルロッテは人差し指を構えて、アルトリウスの頭に一瞬でつっついた。それにより、アルトリウスは廃人みたいになっている。

「私の記憶にある情報を想像魂として人差し指に収縮して、頭に促してみたんだけど、どう?アルトリ…気絶してる。」

気絶したアルトリウスをシャルロッテは運んだ。

「勝者!シャルロッテ!!!」


その後、閉会式みたいなものに参加した。ジルドスはランクB+へ、シャルロッテはランクAAとなった。ベスト8なった俺やボディラダ、ガレンたちは報酬をもらった。

「色々とありましたが、ランクアップ争奪戦閉幕です!」

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション15いかがだったでしょうか?

シャルロッテが行った技を解説します。シャルロッテの人差し指に集中して、シャルロッテの頭の中の情報量をアルトリウスの頭に直接、脳波として出したということです。その量に耐えきれずにアルトリウスは廃人みたいなったのです。


それでは次回にてまた会いましょう

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