表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
44/240

レベル2ステージ12ミッション10:ランクアップ争奪戦(10)

前回のあらすじ

ボディラダとの1VS1。快は高速、鋼鉄のバフを使い、応戦。ギリギリの戦いが続いた。

ボディラダが本気を出してきた。さっきまでとは比べ物にならないレベルで素早い。だが、高速のバフを付けた俺の方が1枚上手ではある。このまま、押しきるぞ。

「あなた…体持たないのじゃないの?」

「何を言って」

ゴキッ!!!

「っ!!!」

「ほらっ、やっぱり。」

俺はバフのことばかりを考えていて、身体への負担をすっかり忘れていた。この数分間、ボディラダと殴りあったスピードを維持してきた。俺はずっと普通の人間だった。だから、その力に身体が耐えられなくなり、腕が…

「畜生…。」

俺は回復を使って、手を元に戻した。おそらく、次の殴り合いで俺の手はなくなるかもしれない。だからこそ、俺は木製の短剣を取り出した。

「木製で戦おうって言うの?無理よ、無理。私は何をくらっても良さそうじゃない!」

確かにこの短剣は木製だ。だが、ヒラノは言っていた。武器にも意思が宿るってな。しかも、木製なら尚更だと。だから

「行くぞ、ボディラダ!」

「さぁ、来なさい。」

俺は短剣に鋼鉄のバフを付与して、木製だからということを避けるために、よくドラマでよく見た斜め下へと切り付けた。もちろん、ボディラダを真っ二つにするわけでなく、身体の表面って言ったらあれだが、皮を切った。

「っ!?そうだったわね、鋼鉄のバフで木製を金属製にしたのね。」

「その通りだ。」

 このまま激昂してくれたら、ありがたい。と思う快。その思いは届く。

「さすがに今のは油断した私もダメだけど、切り付けたのはもっとダメね。キレちゃった。」

ボディラダは突進してきた。だから、俺は切り札を使った。

「う、嘘!?どうして、私の攻撃をまともにくらって!」

俺がしたのは1つ。ボディラダの攻撃を…いや、全ての攻撃を防いでくれる

「俺がしたのは"無敵"バフだ!」

「む、無敵ですって!?そんなの反則でしょ!」

そうだ、確かに反則だ。でも、この無敵バフにはデメリットがいくつもある。

1:無敵バフを付けている時は他のバフが付けれない。

2:無敵の時間は10秒

3:無敵バフを使った後では約3分、他のバフが付けれない。さらに、重複もできない。

4:使用者以外には適応されない。

とこのように、弱点がまぁまぁある。だが、初見殺しにはちょうど良い技だ。

「驚いているところ悪いが、戦い中なのを忘れたな?」

「し、しまっ」

俺は短剣を出して、ボディラダの身体を叩きまくった。その名も

「世論アタック!」

俺は単に仁美が言っていた場面を、再現してみたかっただけなのだが、どうやら、この世界でのこういうのはウケないらしい。だが、威力は十分だ。

「ぐはっ!!!」

俺の短剣にも無敵が考慮されている。1発1発に無敵レベルの威力がついているため、ボディラダが耐えられるわけはなかった。


「なーんと!!!Dランクの冒険者がBランクの冒険者に勝ってしまった!!!勝者:永瀬 快!!!」

ウォォォォォ!!!

歓声が俺を祝福してくれた。俺は意気揚々と皆のところへ戻っていくのであった。


Go new stage →



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション10いかがだったでしょうか?

前回で謝らなくてはいけないことがあります。それはGo new stage →を書き忘れたことと、14時ぐらいに投稿されたことです。投稿時間の設定ミスにより、こうなりました。すみませんでした


それでは次回にてまた会いましょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ