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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
43/240

レベル2ステージ12ミッション9:ランクアップ争奪戦(9)

前回のあらすじ

ガレンたちと戯れて、名雲とも知り合った快。決勝戦に望んだ快。相手はボディラダだった!

俺は1回戦から戦うことになり、左側の控え室に来た。俺は作戦を考えていた。相手は1回戦のバトルロワイヤルでボディラダに散々、お世話になった。しかも、ソラを脱落させてしまった。このけじめは付けなきゃならない。

「それでは、両者出てきてください!」

よしっ行くか。俺が出ると、歓声と驚きの声が飛び交った。冒険者歴が約1か月の男がこの場所に立つだなんて、誰も思ってないからだろう。

「最初に出てきたのはこの男!1か月前に冒険者になり、現在、Dランクの冒険者!永瀬 快!」

俺が後ろを見ると、ジウ、アンナイ、ソラ、メルシアがいた。その近くには、俺を見守るガレン、ミヨ、そして名雲がいた。俺はグーを構えて、大丈夫だという合図を送った。

「対するはこの男!体を至高な存在!Bランクの冒険者!ボディラダ!」

ボディラダはしなやかな体を動かして、出てきた。俺は今から、この男に勝たないといけない。それで、2回戦にAブロック決勝戦で勝たないとソラたちのために…。

「DランクとBランクという異色な戦いになりますが、勝つのはどちらか!それでは、試合開始!」


ボディラダは獲物を見るような目で俺を見て、全速力で来た。俺もこの勢いを受けとるために、高速のバフを仕組んだ。それで、俺はボディラダ以上のスピードを出して、応戦した。

「あらっ、そんなこともできるのね?でも、動き慣れていないわね?」

「ああっ。やっぱり辛いぜ。」

俺の今のスピードだとボディラダは追い付けない。だが、ボディラダの方が戦闘慣れしているせいで今は互角な状態だ。このままではジリ貧になるのはこちらだ。

「ほんじゃあ、これはどうだ!」

俺は高速に加えて、鋼鉄のバフも付けた。そのおかげで攻撃力アップのバフよりかは戦いやすくなった。一度、通じなければ、他の手段を試し試しまくる。社畜では常識中の常識だ。

「ぐほっ…。」

鋼鉄のバフを攻撃に向けたことで、常に鎧状態になっている。だから、ボディラダにもダメージが入るのである。

「や、やるわねぇ。さっきと比べて、別人レベルなのが憎たらしいわねぇ。」

「秘密兵器は最後までとっておくもんだろ?」

実は、攻撃力アップ、高速、鋼鉄以外にもバフを持っており、1個だけ切り札を持っている。でも、それは使用者しか使えないから、使い勝手が悪かった。でも、1VS1なら御披露目してもいいが、今ではない。

「なら、こちらも本気を出すしかないわねぇ。ケガしても知らないんだから。」



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション9いかがだったでしょうか?

なんだかんだでレベル2がここまで来ました!そろそろレベル2の終幕も近いです。そして、皆さんに少し言及してほしいと思ったのが、レベルの法則です。実はあります!それに気づけば、どういう風に動くのかが分かるかもです!


それでは次回にてまた会いましょう

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