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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
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レベル2ステージ12ミッション7:ランクアップ争奪戦(7)

前回のあらすじ

ボディラダの猛攻により、追い詰められた快たち。メルシアが脱落されそうになったが、ソラが身代わりになり、脱落したのである。

1回戦が終わり、2回戦の準備が終わるまで、俺とメルシアは医務室にいるソラを訪れた。

「ソラ、大丈夫か?」

「ホーケロッ!」

脳震盪も治まり、ダメージはくらってるものの、体は治癒に向かっている。最後のハリ手の時に回復魔法が間に合わずソラはやられたため、少し申し訳ないと思ってる。

「ごめんなさい。メルが無力だったばっかりに…」

「いや、メルシアのせいじゃないさ。今回は相手が悪かっただけだ。」

ソラもそう思ってか、メルシアの頭を撫でている。メルシアのせいではない、俺の責任である。元の世界の社畜時代に仁美たちをリードした感覚で、やってしまった。ここは異世界。そんなのは通じるわけがない。

「ソラ、ジウに来てもらってるから、面倒を見てもらえ。俺たちは2回戦に供えないといけないんだ。」

「ホーケロッ!」

ソラは絶対に勝ってよ。みたいな雰囲気を出して、声を出した。俺とメルシアはグーを構えて、ソラにコンタクトしたのである。


2回戦は予想通り筆記だ。教室みたいなところに来た。そこにはさっきの試合で生き残った15人。そのなかにガレンとミヨ、ボディラダもいる。さらに別ブロックからアルトリウスや俺が気にしていたエルフさんと緊張している男性。落ち着いてる男性がいた。

この教室の端にはさっきの試合の各ブロックの映像が写し出されている。それを見て、アルトリウスたちと当たった時に供えようと思ったのである。

「嘘だろ…。」

俺は固まってしまった。そこには俺らのブロックは15人も残っているのに、他は3人と1人だ。しかも、その1人はアルトリウスではなく、エルフの女性だった。初手でメテオを唱えて、119人を一撃で壊滅させたのだ。アルトリウス、クール男、緊張男のブロックも見たが、アルトリウスが光のビーム光線を打ち、残ったのが、この3人。そこからはクール男とアルトリウスのタイマンでやり続けて、緊張男はただただ二人の戦いを見るという風になっていた。

「これ参考にはなるが、絶望を味わったな…。」

「それ。」

メルシアもこれは無理と悟ったのだ。すると、2回戦のアナウンスがなった。


「さぁ、2回戦は筆記だ!」

メルシアは知識量は皆無。だが、チームならと思っていた。

「今回は特別ルールとして、チームは分断!一人一人の学力を測ろうということになったぞ!そこでの上位8名が決勝戦に行けるよ!」

あ…。

 その瞬間、快とメルシアのプランが壊れた音がしたのはまた別のお話


その後、俺たちは別れて、筆記を行い結果が出た。案の定、メルシアは脱落した。そして、俺はと言うと


1位:シャルロッテ

2位:アルトリウス

3位:ミヨ

4位:ジルドス

5位:ボディラダ

6位:永瀬(ながせ) (かい)

7位:ガレン

8位:名雲(なぐも) (あきら)


6位に食い込み、なんとか決勝戦に行けた。さらに、俺の思った通りの連中。エルフのシャルロッテ、剣聖王のアルトリウス、D+ランクとは思えないミヨ、クール男のジルドス、ミヨの兄であるガレンが揃った。1つ気がかりなのは緊張男の名雲 明という名前だ。俺と同じ世界から来たのか?と感じた。だが、今は、ソラとメルシアの分、頑張ろうと思えた。



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション7いかがだったでしょうか?

ネタバレは伏せますが、2回戦をカットしたのはすごくメタいですが、問題をカットしたかったからです!少し、戦いに重点を置きたいなと思って、そうしました。決してめんどくさいからではありませんから!!!


それでは次回にてまた会いましょう

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