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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
40/240

レベル2ステージ12ミッション6:ランクアップ争奪戦(6)

前回のあらすじ

ボディラダから逃げることのみを専念した快たち。だが、ボディラダの猛攻に絶体絶命に追い込まれてしまう。

「逃げるぞ、ソラ!」

俺とソラはボディラダから背を向けて、逃げ始めた。だが

「ムッキムッキブロー!」

ボディラダが高速移動してきて、俺とソラの後頭部に殴ってきた。

「ぐはっ!」

「ホーッ!」

 快とソラは吹き飛ばされて、その勢いのままでは場外に行ってしまうレベルで風を切った。

「氷柱!」

 場外ギリギリでメルシアの氷柱にぶつかり、快とソラは生き延びた。

「うっ…。メルシア、ありがとな…。」

「良いけれども、二人は大丈夫なの?!」

「大丈夫だ、鋼鉄のバフを使ったからな。」

俺はボディラダの拳を受ける前に、鋼鉄のバフを使って、自分とソラのダメージを軽減した。だが、それでもボディラダの一発が重くて、脳震盪を起こした。

「ソラ、大丈夫か?」

「ホ、ホーッ…。」

いくら回復魔法を使っても、一度受けた痛みは消えない。それは体もとい心も同様だ。だから、ソラの根性がすごいなと思う。紋章を通じて、ソラの意思が来るが、俺のためだけを考えて立ち上がってくれる。

「しぶといわねぇ、今のでも倒れないのね?」

ボディラダがやってきて、俺たちに睨んできた。

「俺はしぶといのが売りなんでね。」

「良いこと言うわねぇ。」

ボディラダは感心しつつも、常に俺たちの方へ意識を向けている。

「逃がしてあげても良いけど、チームは多少、面倒くさいのよね。せめて、誰か一人でも持っていこうかしら?」

すると、ボディラダは手を使って、俺たちを捕まえようとしてきた。しまった、脳震盪がまだ続いてるから逃げれな

「それっ!」

「ひゃっ!」

ボディラダが捕まえたのはメルシアだ。

「おいっ、どうして弱ってる俺とソラじゃなくメルシアを!」

「弱ってるからこそよ?今、体力がありに余ってる方を倒すのが良いでしょ?」

俺は立ち上がろうとしたが、脳震盪で立てなくなっている。このままじゃメルシアが…

「さぁ、行くわよ?」

「離せぇぇぇ!」

メルシアは必死に抵抗するが、ボディラダの力が強すぎて、動けない。

「地球な」

「ホーケロッ!」

ソラがメルシアが投げられそうになった瞬間に、雷を起こした。メルシアは雷にはくらったものの、手から脱出した。

「良かった。よ」

その瞬間、メルシアを離したボディラダの手が張り手のように飛んできて、ソラに激突した。

「ソラ!!!」

吹き飛ばされたソラは場外に出てしまった。


「1回戦終了!ここを生き残ったのは15人!2回戦進出決定です!」


Go new stage →



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション6いかがだったでしょうか?

後書きだけ読む人がひょっとしたらひょっとするといるかもしれないので…今回はなしです笑!


それでは次回にてまた会いましょう

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