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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
39/240

レベル2ステージ12ミッション5:ランクアップ争奪戦(5)

前回までのあらすじ

フォーメーションを組んで、良く進んでいたところにマッチョマンのボディラダが登場して、快たちに襲ってきた。快は勝てないと判断し、ミヨを頼る。

「どうしたんだ、ミヨ。げっ!」

ミヨに絡んだことでガレンも来たが、ボディラダを見て、ガレンは萎縮した。

「ガレン、協力してくれ!」

「いや、無理無理無理!」

ガレンは逃げようよしたが、その先は場外。

「仕方ないか。戦うんじゃなくて、後の時間は逃げるにしよう。ここからは必死で逃げるぞ。ソラ、メルシア。」

「ホーケロッ!」

「もちろん、全力で!」

俺たちはそれぞれで別れて、ボディラダとガレン&ミヨを近づかせた。

「あら、私から逃げ切るつもり?舐められたものねぇ。」

 ボディラダは快に目をつけて、走った。ガレンとミヨは苦笑しながらもガッツポーズを取った。

「やっぱり、こっちに来るか。仕方がない。」

俺は筋力増加のバフをつけた。それでボディラダと同じぐらいの筋力をつけて、ぶつかり合った。

「バフを使えるの…でも見せかけで私を倒せるかしら?」

 最初こそ互角だったものの、ボディラダが徐々に押し始めた。

「ぐ、ぐぉぉぉ!」

「声を出したら、力が増大するとでも?見せかけではそんなの意味をなさないわ!」

俺は押され続けて、潰されそうになった。

「ぐ、ぐ…。」

「なかなか良い戦いね。楽しかったわ。」

やられそうになったその時だった。

「ホーケロッ!」

ドンッッ!!!

ソラが俺を守るために、雷を打った。その拍子で力が抜けた瞬間に、俺は脱出して、雷を回避した。

「ありがとう。ソ」

俺の後ろから気配がしたから、振り向いた。そこには雷をくらって、首でも凝ったかのように首を曲げているボディラダがいた。

「効いたわ。でも、急に襲ってくるなんて悪い子ね。」

その瞬間にボディラダが消えて、ボコボコにされたソラが落ちてきた。

「ソラ!!!」

「その子はもう、戦えないわ。退場を進めるわ。」

ボディラダが言うように、ソラはもう意識が消えかかっている。これは仕方がない。

「ソラ、悪いが」

言いかけた時にソラが立ち上がった。ソラはまだまだやれるようだ。

「あれを耐えて立ってられるなんて、すごいわね。」

「…!ソラ、動くなよ。」

俺はソラに回復魔法をかけた。

「ホーケロッ!」

ソラはボディラダにボコボコにされてもなお、立ち上がれる意思があるようだ。俺が諦めかけたのが恥ずかしいな。

「回復魔法も持ってるのは厄介ね。ならば強気に行くしかないわ。」

ボディラダは体に気を溜めるポーズになり、力をため始めた。

「逃げるぞ、ソラ!」


残り10分


Go new stage →


今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ12ミッション5いかがだったでしょうか?

今回はボディラダの強さを強調させる回になりました笑。ただの筋肉の塊と言ったら、あれですが、快たちを簡単には倒せる強さがあります。これは強くしすぎたか?と思ってしまいました笑。


それでは次回にてまた会いましょう

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