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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
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レベル2ステージ8:作戦決め

前回までのあらすじ

快たちが購入するのに、手間取っていた姫様を一発で解決させてしまったアンナイに快はビビりました。そして、快は人生2回目の土下座をした。


俺たちが帰ると、ジウがリビングでゴロゴロしながら、寛いでいた。

「おっ、おかえりなさ」

 ジウは快が獣人の少女をおんぶしているのを見て、変な顔になった。だから、快はしまってあった靴を投げつけた。

「す、すまん…。」

 ジウの頭にはたんこぶができて、その目には痛みをかなり我慢しているようなのか、涙が少し出ていた。


 その後、衰弱していた姫様が目覚めるまで、快とケモドが看病をしていた。ジウとアンナイは姫様用にと食事を大量に作っている。そんな中で姫様は目覚めた。

「うっ…うぅ…。」

「姫様だいじょ」

「うぅぅぅ!」

その瞬間、姫様がケモドの腕を噛み契ろうとした。それを快は紋章を使って落ち着かせた。

「あがっ…うぐっ。」

「姫様!」

俺は紋章が苦しみを与える働きをするだなんて、少しも思っていなかったため、もう2度と使いたくないと感じた。そのように思っていると姫様が正気を取り戻した。

「ここは…?」

「ここは私が信じている者の家です。」

姫様は周りを見て、俺を視認した。

「大丈夫だ。事が終わり次第に紋章を剥がすから安心してくれ。この誓約書に誓います。」

俺は誓約書を作って、姫様に見せた。この対応に困惑した姫様とケモドに俺は「すまない。」と謝った。

「初めまして、俺は永瀬 快。一応、今は君の主?なのかな。ケモドから話は聞いている。無理はせずにしてくれよ。」

俺がそういうと姫様は頷いた。すると、ジウがご飯ができたことを知らせに来た。出された料理を見て、その量の多さに俺と姫様、ケモドも驚いた。そして、俺は姫様に顔を向けた。

「好きなだけ食べな。」

俺がそう言うと、姫様は手が汚れるのを無視して、食べ始めた。ケモドもすぐに席について、食べ始めた。


~約30分後~

 衰弱していた姫様の顔はもとに戻り、活気のある顔に戻っていた。そんなこんなで自己紹介タイムとなり、姫様が最後になった。

「メルはメルシア。ケモドさんの言うように獣人の村の姫です。」

「「よろしく。」」


俺たちはメルシアを入れて、これからのことを話始めた。

「さて、ここからは私、アンナイが説明させていただきます。異論はありませんね?」

俺たちはそれぞれに合図を送った。

「私たちがこれから行おうとしているのは、メルシア様のお父様とその仲間たちの救出です。その経緯を試行錯誤しましたので、聞いてください。」

アンナイの作戦としてはこうだ。まず、アンナイとジウが酔っ払ったフリをして、アンナイが調べあげた地下通路への道を塞いでいる兵を引き付ける。その間に俺、ケモド、メルシアが俺の透明バフでその中に入り込んで、俺の力向上バフで牢屋などを破壊して回り、王様たちを救出。それでロイヤル王国を直接、抜けられる道があるので、そこを通って脱出するといった作戦だ。

「俺がバフ魔法を覚えたことをどうして知ってるんだ…。」

「あなたの雰囲気ですね笑。」

それはどういうことだよ。とツッコんだら、スルーされた。

「こんな作戦で行きます。作戦決行は明日の夜に。時間厳守でね。」


Go new stage →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ8いかがだったでしょうか?

前回の追記を今回はします。金1枚は約10万円です。つまり、メルシアの金額は約1000万円で家の代金は約1億円ということになります。このままでは金銭感覚がおかしくなりそうなので、銀なども追加していきたいと思いました。


それでは次回にてまた会いましょう

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