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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
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レベル2ステージ5ミッション4:妖精の森での出合い

前回までのあらすじ

迷いの森へ入り込んだ快たち。最初は苦戦こそしたが、ケモドの嗅覚で進めるように…

途中で探検家の依頼者出会い、妖精の村へと進み始めた快一行である。

そこにあったのは少し明るくて、空中には小さい太陽があった。そして、周りには羽が生えた男子や女子、男性や女性がチラホラといてこちらを見ている。間違いない、探検家の人がいっていた妖精たちの村だ。

「まさか本当に妖精がいるだなんて…ふぉぉーー!!」

 探検家は変な奇声を上げながら、妖精たちに向かっていった。

「あの人助けない方が良かったんじゃないか?」

ケモドが真顔で言ってきた。正直、俺もあの人の言動は気持ち悪いと感じたからどうとも言えん。

「人間さんがまさか、ここまで来れるとは思っていなかったな…。でも、そこの獣人さんの力がなかったら危なかったですね。」

 こちらに近づいてきた男子型の妖精がそう言った。

「ひよっとしてあなたが…。」

「ご察しの通りです。私がこの妖精村の指揮者であるなごと申します。どうぞ、お見知りおきを。」

俺たちは「よろしく。」と言って、あることを聞いた。

「迷いの森はやはりイタズラですか?」

「もちろん。私たちは人間をギリギリの状態まで迷わせて家に帰してあげるという行為にはまりましてね、それで思い付いたのが霧での誘導作戦ということです。」

俺は「イヤらしい趣味だな…。」と思い、苦笑いした。


 その後、快たちはそれぞれでこの妖精の村を案内すると言われたので、快、ソラ、ケモドは別れて行動するようにした。俺の案内役はヒラノという女子型の妖精だ。

「よろしくぅ!」

「よろしく。」

少しテンションが高い少女で振り返った時にはいつも笑顔を向けてきた。道行く道の妖精にもそういう風に話していた。俺はヒラノを見てこういう娘が欲しいなと思った。ヒラノに案内されて来たのは銅像だった。

「この銅像は?」

「この妖精の村を作り出した張本人であり、女王。現在指揮者のなごさんの母親でもあるなごいし様です!」

へぇ母親と言われるだけあってやはり女性型なのか。

「なごいしさんはどうしていないのですか?」

俺がそう聞くと、顔を暗くするヒラノと周りの妖精たち。

「すまない。」

「いや問題ないよ!うんっ、問題ないよ!」

ヒラノは無理矢理笑顔を作ってる感があって俺は気まずくなった。


 そんなこんなもあったが、一通り案内されておもてなしをされた快。最初こそ大丈夫かと思ったが、妖精たちと打ち解けて酒を飲んでいるのである。

~次の日~

 快はヒラノ呼び出された。

「どうしたんだ?」

「ふっ、聞いて驚くなよ?ボクが君を修行させるぞよ!」


Go new stage →



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ5ミッション4いかがだったでしょうか?

妖精がイタズラ好きと書きましたが、実際はそうではないと記述しています笑。これは私の設定だということをご了解お願いします!


それでは次回にてまた会いましょう

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