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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
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レベル2ステージ5ミッション3:迷いの森の探索

前回までのあらすじ

快たちはケモドと和解して話を聞いた。それでフォレト村とロイヤル王国、獣人村との関わりが繋がったのである。

 迷いの森は霧で覆われていて周りが見えにくくなっている。

「どうして霧が出てるんだ?」

「この森は妖精がいて、イタズラ目的で霧を出しているとか。」

妖精か…元の世界感覚で行くと小さくて人間を遠ざけていると聞く。でもイタズラで霧を出しているとは…あっちの世界感覚だと無理だな、これ。

「じゃあ、入るか。俺たちの目的は人探しやからね。」

「分かったぜ。」


~迷いの森に入って一時間~

「…ここはさっきも通ったよな?」

「いやどうだろう?」

俺たちはまさに迷いの森の名前にふさわしく、迷ってしまった。だが、少しだけ希望があるとするならばソラには帰り道が分かる力があるのが救いだな。

 と軽やかに考えていた快だが、進めば進むほど霧が深くなっていた。それにより不安な気持ちが高くなってきた。

「ヤバイな…このままだと餓死してしまうかもな。」

俺がそう言うと、ケモドがため息した。

「仕方ない、奥の手を使うか。」

すると、ケモドが鼻を使って匂いを嗅ぎ始めた。

「まさか、お前…」

「妖精たちの匂いはこっちからだ。…あぁ。俺は妖精の匂いは分かるよ。」

こいつ…最初から出せって言うんだ!!!俺は少しイラついたからハリセンを持って、ケモドを追いかけた。ケモドは「ご、ごめーん!」と言いながら逃げ始めた。


 その後、快たちはケモドの嗅覚を頼って進んでいた。すると森で座っている人間がいた。

「あ、あのあなたが依頼を出してくれた人ですか?」

「よ、良かった…。まさか、依頼の紙が届かないのではと思ってしまったのだよ…。」

その人は探検家みたいな服装をしていた。

「あの、あなたはどうしてここにいるのですか?」

「それはその…」

俺は気まずそうな顔をする探検家に問い詰めた。

「私は…妖精に会いたくてここに来たんです!」

「は、ハッ!?」「呆れるわ。」

 その探検家はどうやら図鑑でしか見たことがなかった妖精を見たくて迷いのだと分かっていながら、ここに来て迷ってしまったらしい。それでここから脱出もできて妖精に導いてくれる冒険者を求めていたらしい。そう聞くとある意味、ケモドと会ったのがラッキーだなと思った。

「ほんじゃあ今度からちゃんと考えて行動してくださいね。」

「わ、分かったよ…。」

それで俺たちはこの話に区切りをつけて妖精たちがいると思われる場所に向かった。

すると、霧が晴れてきたのだ。そこにあったのは


Go new stage →



今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ5ミッション3いかがだったでしょうか?

探検家もクセが強いキャラとして出てきました。私はクセキャラが大好きなのです笑。だから、アンナイなどもあのような性格になっています笑。


それでは次回にてまた会いましょう

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