レベルファイナルステージ10ミッション3:心理戦
前回のあらすじ
崩れたロボットから出てきた一正とヒラノ。それにガウェインはとどめをさすが、一正は復活。さらにロボット艦隊を呼び出した。
一正のロボット艦隊に、ガウェインは後ずさりした。実は、一正のロボットの強度が想像以上に高かったのだ。だから、ガウェインの足は少し動かしにくい状態にあった。そこに一正のロボット艦隊の出現。ガウェインにとって、ここまでの絶望はなかった。
(あんな化け物をまだ数十体…無理だろ、これは。)
だが、実は、一正も少し焦っていた。ロボットを出したのは良いものの、ガウェインが1体を簡単に壊してしまったことから、迂闊に攻めれないのだ。実は、一正のロボットは今回出したもので限界であり、それ以外の選択肢はもう残していないのである。
(あぁ。これが終わったら、今度こそ逃げよう。)
そんな2人の無駄な心理戦が約30秒ぐらい続いた。その沈黙をヒラノが壊した。
「一正ニキ、あいつ足が腫れてまっせ。」
そう言われて、ガウェインは気づいた。ガウェインはすぐに隠そうとした。だが
「嘘だよ、やっぱりね。一正ニキ、あいつ限界でッせ。」
そう言われて、一正は笑い、ガウェインは青ざめた。すると、一正が手を掲げた。
「突撃だ!!!」
Go new mission →
今回も読んでいただきありがとうございます。レベルファイナルステージ3いかがでしょうか?
ヒラノの少し意地悪なところが、今回のファインプレーを生み出しました。強いですね!
いざ決着の時だ。by快&イーヴィル