レベルファイナルステージ9ミッション2:魔力の器
前回のあらすじ
アンナイとミヨが言い争いを終えた後、アンナイは仁美たち7人に任せて後ろに下がるのであった。
仁美たち7人はミヨに総攻撃をした。だが、
「ぐっ、そうだった。魔法は奪われた状態だった。」
魔法が主体で戦う仁美、シャルロッテ、シュレディンガーはこの状況ではお荷物みたいな状態になっている。他の4人、ソラ、アルトリウス、メルシア、ファルシオン。ファルシオンはともかくだが、他の3人も頼る頻度は多かったがために不馴れであった。
「魔法があるのとないのでは天と地ほどの差があるのね。」
ミヨは自分の出せる魔法をこれでもかと言わんばかりの量で降り注がせた。それに当たる魔法が主体の3人。
「うぐっ。」
「かはっ。」
「ぐはっ。」
それで後ろに下がってきたところで、アンナイが回復魔法を入れた。
「大丈夫かい、3人とも?」
「なんとか。」
「一応、頑丈な方のエルフなので…。」
「ボ、ボクも。」
そんな3人を見て、アンナイは笑った。
「ならば、こうしよう。」
そう言うとアンナイは7人に魔力を注いだ。
「なっ、あなたはそんな能力を持っていないはず!」
「真の強者はね、奥の手をいくらでも用意しているのよ?」
ミヨはそれを聞き、舌打ちをすると斧を構えた。
「お遊びは終わりだ。」
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベルファイナルステージ9ミッション2いかがでしょうか?
アンナイの力がいまだなお、奥のところまで見えていません。だが、ミヨも本気に突入。果たして
いざ決着の時だ。快&イーヴィル




