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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル1:ここは異世界
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ステージ1:ここは異世界

前回での報告を忘れていました。

改行時に最初の一文字を空けているとナレーションで、空けていないとそのキャラの心の声というスタンスで突然のことで何か分からなかったという方、本当にすみませんでした。

チリリリッチリリリッ


ん?これは俺のスマホのアラームか?確か明日の午前3時半に設定してたはず。上司たちの監視が手薄になったのを見計らって1分ぐらいの睡眠時間は確保しようと思って設定していたものが今どうして?いやそれよりもどうして俺は生きている?確かブラックホールに吸い込まれて、俺は死んで…


 その時に快は周りの環境が変わっていることに気がついた。そこは路地裏でその奥を見ると人や人獣、エルフなどの生物が繁華街を行き来して、意味の分からない言語で話している。その時に快は確信した、ここがどこなのかを。


「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!!会社じゃねぇぇぇぇぇ!!!!!」


 いや分かってないのかもしれない。

 改めて快はここがどこなのか理解ができた。


異世界か、ここ。ブラックホールの先が異世界だなんて古今東西聞いたことがないぞ。それにだ、異世界に来るのだったらもう少し異世界に関しての情報を知っておくべきだった。


 快はこれまで会社で過ごす回数がかなり多かった。だから、世の中の流行りに乗れず「異世界?何それ美味しいの?」状態なのである。


いやそれは良いとして、異世界に来たら大抵チート能力を授かるって仁美から聞いたことがあるのだが、まったくある気がしない。


 快は仁美から何度も無敵や時間止めなどのチート能力が異世界に行ったら手に入ると聞いていた。だが実際に能力が手に入るのであるならば、違和感を感じる。だが、快にはそれがない。つまり、快は無能力者の状態で異世界転移してしまったのだ。


せめて言葉だけでも分かるようにしてくれたら有り難いが、何もなしじゃどうしようもないな。またもや俺の人生詰んでるのか?いや、凍境にいたのと比べればこんなの大したことないな。少し情報収集でもしてから、改めて考えてみるか。


 快はしばらくの間、この街を見て回った。あまり大きくない街ではあるが、どこも栄えていて出会う皆々の顔が笑顔なのだ。快は改めてこの世界の言語が分かったらなと感じた。


喋ることができないって不便だな。色々な表情を見てしまうと何を言ってて喜んでるのかとか悲しんでるかがまったく分からない。このままじゃ本気でまずい、俺は飢えて死んでしまうかも。


 たくさん試行錯誤しながらゆらゆらと歩く快は果物屋の近くにある椅子に座った。ふーっとため息をしながらこの先の事を考え始めた。


どうしよう、このまま飢えて倒れるか?いやそれだとしても、言葉が分からないのではどう説明すれば良いのか不明。かと言って今は八方塞がりだ。あぁぁぁぁぁもう!


 快は頭をぐしゃぐしゃしながら、近くの果物屋にリンゴやバナナがあってそれを覗きこんだ。すると、とあることに気がついた。看板に書いてある文字は訳が分からないが、元の世界の通りにリンゴなら三文字。パイナップルなら六文字という感じに書かれていて、しかも小さいツもちゃんと小さく書かれていた。快は確認のためにこの街の至るところにある看板を見て判断し、確信した。


これならば、行ける!


Go new stage →



今回も読んでいただきありがとうございます。

今回から本格的にスタートしましたが、まだ全然進んでいないという感じが自分の中で感じます笑。しかし、1000文字ぐらいを目安に考えていますので、こうなります。短すぎると小刻みになるので、それだけは避けたいと思ってしまいます。小刻みの方が良いという方がいれば、コメントしてくれると幸いです。

それでは次回でお会いしましょう!

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