レベル8ステージ11:誰もいない
前回のあらすじ
ジウにガレンとミヨの裏切りを伝えた快。ミューズたちを気にして走り続ける。
扉の入り口まできた快たち。そこには暇そうにトランプをしている仲間たちがいた。
「あれ?快先輩、早い帰還ですね。」
「ホントだ。」
仲間たちがいて安心した快。だが、目的はこちらではなくミューズたち。快は引き続き走り続けた。
「か、快さん?どうしたの?」
「快様、お待ちを!」
メルシアとファルシオンが何かを悟ったかのような感じで動き出した。他の皆もそれに続いた。先頭を走っていた快とジウは先についていたジラードに追い付いた。
「ジラード、どうしたの?」
ジラードの奥を見るとそこには誰もいなかった。先程、ミューズたちを残した場所にミューズたちはおろか魔女の末裔たちも誰一人していなかったのだ。
「ど、どうなって…」
そう言いながら快が後ろを振り返ると、そこにはガレンとミヨがいた。
「ガレンさん、ミヨさんどうしたの?」
「アルトリウス、近づいちゃダメだ!」
快が言った時にはすでに遅かった。アルトリウスはガレンの剣をまともに受けてしまった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル8ステージ11いかがでしょうか?
ちょっと引き延ばしが長すぎるように作っています…。気に入らない方は本当にすみません。
行こう、新たな世界へ byアルトリウス




