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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル2:新しい台頭
19/240

レベル2ステージ1:家系と最大の衝撃

前回までのあらすじ

街から出て何日かたった時に快たちはロイヤル王国に入ることができた。

 ロイヤル王国に入って、アンナイが自由時間を設けた。予め、この王国のことを快とジウはある程度は知ってなくてはならないだろうと言ったからだ。

そんなこんなでジウは自分が働ける店がないかの偵察に行き、俺はまず冒険者ギルドへと向かった。目的はソラのランク測定だ。

「ほげぇすごい建物だな…。」

あの街の冒険者ギルドはテント式だったが、ここではレンガで作られている。しかも、外見も綺麗だし、内装も良さそうなどてんこ盛りだ。中に入ると、受付の人がとある冒険者と揉めていた。これは止めなくちゃ…と思っていたら、誰かが動いた。

「止めたまえ。」

「あぁぁん?俺たちに楯突くとどう」

言いかけた瞬間に、その男たちは冷や汗をかきながら腰を抜かした。

「ア、アルトリウス!?」

「えっ!?あのAAランクであり聖騎士であるあの…!?」

AAランクは上から3番目に強いランクだよな確か…それにジラードより高いな。

「ひっ逃げろ!」

受付の人に絡んでいた人たちは一目散に逃げていった。

「大丈夫ですか?」

「はい、ありがとうございます!」

アルトリウスに礼を言う受付の人、俺はせっかくだしと考えてアルトリウスと話すことにした。

「すごいですね、アルトリウスさんは。」

「君は?」

俺は冒険者カードを名刺代わりにアルトリウスに見せた。

「これはこれは丁寧に…僕の名前はアルトリウス。よろしくね。」

アルトリウスも名刺を見せてくれた。改めてAAランクはすごいなと思ってしまったってん?

俺は家系欄に"剣聖王"の家系と書かれていることに気が付いた。家系欄なんてあるのか。

「剣聖王の家系?」

 と快が言うと表情が曇ったアルトリウス。快は申し訳なさそうにした。

「すみません。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。」

 と言っても少ししか表情が和らがなかったアルトリウスはそのまま、出ていってしまった。


俺はアルトリウスのことを引きずりながらもソラのランクを測るために来ていたことを思い出して、受付の人に頼んだ。

「しばらくお待ちください。」

受付の人にソラを預けて、結果を待っていた時だ。

「おっ快じゃないか!」

 後ろから快のことを読んだのはフォレト村でアンナイにパシりみたいな扱いを受けていて快と出会った冒険者兄妹。兄:ガレンと妹:ミヨだった。

「ガレン、ミヨ!ひさしぶりというわけでもないな…。」

「まぁ、会ったの二週間前だからな…。」

「そうだね。」

俺はどうしてここにいるかを話した。ただし、ジラードの話は被せてだが…。

「新天地としてロイヤル王国を選ぶやつなんて普通はいないけどな笑。」

と怪しまれこそしたが、誤魔化すことに成功した。

「まぁでも異世界人である快にとってはロイヤル王国は正解かもな。ここにはかなりの異世界人が集まるからよ。」

それは良い情報を知ったな。俺しか今のところ、この世界にいないかと思っていたからね。

「私たちが一番知っているなかで異世界人が集まると言ったらあそこかな?突然やってきてこの王国で大成功したところ…確か名前は」

「凍境ブラックPRだな。」

ぶっ、俺は思わず唾を吹いてしまった。

「と、と、凍境ブラックPRだって!?」


Go new stage →







今回も読んでいただきありがとうございます。レベル2ステージ1いかがだったでしょうか?

今回、最大の衝撃はやはり最後に出てきた凍境ブラックPRと思います。レベル1ではなく、レベル2で出てくる予定だったので速めに出すか感覚で出したのです。次回、凍境ブラックPRに行きます!


それでは次回にてまた会いましょう

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