レベル7ステージ11:2人の思い
前回のあらすじ
花吐き病を直す薬を作り、快とアルトリウスは元に戻った。そこでアルトリウスは約束を果たせたと言い、仲間に加わる。
元に戻った快とアルトリウスを祝して家ではパーティーが行われていた。だが、快とアルトリウスは楽しめなかった。
「アルトリウス…俺…。」
「僕も同じことを思い浮かべているよ。」
2人はそのことが気になり、パーティーを抜け出した。
快とアルトリウスはとある所に来ていた。自分たちがウィッチたちと戦ったところだ。そして、ランスロットが身代わりになったくれた場所でもある。
「快さん、ランスロットはどうなったと思う?」
「分からない。ひょっとしたら」
そう言いかけた時にアルトリウスが止めた。
「アルトリウス…。」
「言わないでくれ。これ以上…。」
アルトリウスは必死に泣くのを堪えていた。だが、それもそろそろ限界が来たようだ。
「すまない、快。僕はランスロットとは聖騎士になってからの付き合いでさ、よく色々と話していたよ。それでね、快が来た後にランスロットがこう言ったんだ。次は俺の弟子である快も入れて、皆ですき焼き食おうぜって。だから、僕は僕は」
「生きているのを信じていたい…だろ。」
快がそう言うと、アルトリウスは頷いた。2人は家に帰ろうとした時だった。
「快さん、アルトリウスさん大変!ランスロットさんがランスロットさんが!!」
メルシアにそう言われた2人は急いで戻るのであった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル7ステージ11いかがでしょうか?
レベルをまたいで語ることとなったランスロット。…さぁ何処の
次回も見てね、お姉さんとの約束よ。byシャルロッテ
 




