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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル7:忘却の香
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レベル7ステージ4:ミイラ取りがミイラになる

前回のあらすじ

森に入るとソラ、メルシア、シュレディンガー、シャルロッテ、キールタが苦しみだした。そこで休憩を取ろうとすると仁美が咳をした。口から花びらが出てきたのだ。



 仁美の口から花びらが出たことで明とガラハッドは状況を察した。

「まさかこの匂いは…。」

「間違いないだろう。快さんとアルトリウス様がかかっている病そのものを運ぶものだろうな。それで…皆は。」

 魔獣使いのシュレディンガーとキールタは動物からの匂いで、ソラとメルシアとシャルロッテは種族的な問題で鼻が利いたのである。だが、今はそれが問題ではない。

「このままじゃ…。」

「あぁ。俺たちも快さんとアルトリウス様になり、忘れてしまう…!」

 人間であるから少し遅延しているだけであり、女性である仁美が今、花びらを吐いたのだから、もう2人もこの場に居続けるのはまずいと判断した明とガラハッド。

「早く急がないと!」

「あぁ。仁美ちゃん、ここで待っててくれ。」

 仁美も苦しそうだが、5人を放ってはおけないと判断して承諾してくれた。明とガラハッドは走り出した。


~走ること3分~

 2人は花を吐きながらも、なんとか白銀の忘れな草の手前まで来た。

「あとはあれを取るだけ…」

「うぅ。」

 だが、その2人の思いは無惨にも潰れる。いや消し去られた。

「俺たち…何をしているんだっけ?」

「さぁ?」

 2人は花吐き病がくるところまで来てしまった。まさにミイラ取りがミイラになってしまったのだ。


Go new stage →


今回も読んでいただきありがとうございます。レベル7ステージ4いかがでしょうか?

まさかの全滅(?)。ここからどうなるか。楽しみにしてください。


次回も見てね、お姉さんとの約束よ。byシャルロッテ

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