レベル6ステージ14:涙の訴え
前回のあらすじ
男はガウェインと連絡して自分では無理なことを話した。そこに快が現れた。
快とアルトリウスはランスロットを見つけた。アルトリウスはキョトンとしている。
「ランスロット、どうしてここに?」
「アルトリウス。つまりこういうことさ。ランスロットは魔女の末裔の幹部だということさ。」
アルトリウスは絶句してランスロットは諦めた顔になった。
「いつから気づいたの?」
「昨日だな。憂人が昨日、俺に言ってくれなかったら気付かなかった。そのうえであんたに発信器を付けさせてもらった。服のポケットを見てみな。」
ランスロットがポケットのなかから、機械を取り出した。快のつけた発信器だ。これは快が凍境で働いていた時に上司につけられたもので、それを改良したのだ。
「俺を殺すのか?」
ランスロットは泣きそうな顔で快とアルトリウスを見た。
「どうして泣きそうなんだ?」
快がそう聞くと、ランスロットは話始めた。
「俺にはヒナという彼女がいたのさ。そのヒナをウィッチたちに人質でとられた。俺はそれで無理矢理働かせていた。でも俺は働くしかなかった。なぜなら」
「ヒナさんは魔物に変えられたのだろう?」
快がそういうと、アルトリウスとランスロットは驚いた。
「いつの間にそこまで…でもいいか。そうだよ。」
ランスロットがこときれたかのように倒れた。アルトリウスの顔は?が出ていたため、快は説明した。
「ウィッチによってこの世界はもともといた魔物こと動物と人間が入れ替わって、魔物こと動物が人間に。人間が魔物こと動物に切り替わったのさ。」
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル6ステージ14いかがでしょうか?
最後の最後で残して良いのか疑惑のセリフを残してしまいました。次回へ続く
次回へgo! by仁美




