レベル6ステージ6:異世界人集合会(1)
前回のあらすじ
快はミューズに連れられて異世界人たちの隠れ家へとたどり着いた。
隠れ家についた途端にミューズは仕切り始めた。
「えぇ。それでは今回の異世界人集合会を始めます。突然、集まってもらったのは永瀬 快の承認。そして、魔女に属するものを簡単にあぶり出すことができること、そして魔法のバリアについてのおさらいだ。」
ミューズは映写機を使って、快の写真を映し出した。
「異世界人のうちの1人である永瀬 快。能力なし。あるのは持ち前の努力さのみ!以上!」
(なにかバカにされている気がする…。)
快はそんな風に思うが、この状況下で発言できるほどではなかった。
「質問があるかたいる?」
「はい!」
ヒストが手をあげた。
「無能力者じゃないと思います!」
「いいえ、無能力者です!」
ヒストは若干ながら快をバカにするような目で見てきた。それをナエが殴った。
「自分も私も無能力者じゃん。バカにするのは良くない。」
「ちぇっ。」
ヒストとナエが絡んでいると憂人が咳払いした。それを聞いて2人は一旦、引き下がった。
「ただ快君はただの無能力者じゃない。持ち前のすごい努力によってあらゆる魔法や、さらにあのウィッチを倒せる可能性を持つ技を備えるようになったのだ!」
それを聞いたヒストは快に向かって拍手をした。快は少し照れてしまった。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル6ステージ6いかがでしょうか?
話の議題が3つなので1話1話で挟むことにしました。おきらくに読んでください。
次回へgo! by仁美
 




